小島秀夫監督率いるKojima Productionsが、新たな諜報アクションIP「PHYSINT(仮)」の開発をソニーと発表した。
ゲームディレクター小島秀夫監督は、2024年2月に行われた「State of Play」にて、ソニーとの提携による新作プロジェクト「PHYSINT(仮)」を発表しました。メタルギアソリッドシリーズの精神的な後継作となる可能性を秘めたこの作品は、次世代のゲーム体験を追求する意欲的な作品として注目されています。
ソニーとの密接な関係と複数のプラットフォームでの展開
小島秀夫監督は、長年に渡りソニーと密接な関係を築いており、今回発表された新作「PHYSINT(仮)」もPS6をターゲットとした作品となるようです。一方、近年ではXbox Game Studiosとの共同制作「OD」も発表しており、ソニーとの関係に留まらず、複数のプラットフォームを跨いだ展開も見せています。
「PHYSINT(仮)」:次世代技術と世界中の才能が集結
「PHYSINT(仮)」はKojima Productionsが手がける3つ目のオリジナルIPであり、最新技術と世界中から集められたトップクリエイターによって制作されます。詳細はまだ明かされていませんが、小島秀夫監督は「PHYSINT(仮)」を次世代の体験と位置付け、「映画とゲームの壁を超えたい」と意欲を語り、これまでとは異なる革新的な作品となることが期待されています。
「デス・ストランディング2」リリース後、数年後の詳細発表か
開発にはソニー・インタラクティブ・エンターテインメントからの全面サポートを受け、ゲームと映画の融合を目指します。ファンは新作に対する期待を高めていますが、現状では詳細な情報は明らかにされていません。Kojima Productionsは現在、2025年リリース予定の「デス・ストランディング2」の開発に注力しており、「PHYSINT(仮)」に関する具体的な情報は数年後になる見込みです。
小島秀夫監督にとって、新作「PHYSINT(仮)」は単なるゲームではなく、自身のキャリアの集大成となる作品であると同時に、メタルギアソリッドシリーズへの深い愛着を表現する場でもあります。コナミとの関係悪化により、メタルギアシリーズの新作に携わることが困難な現状において、「PHYSINT(仮)」はファンにとって唯一の希望と言えるでしょう。
情報元:TECH4GAMERS