Blizzard Entertainmentは、2024年のBlizzCon開催中止を発表しました。将来の開催に向けて検討を進めています。
Blizzardは、「過去1年間、慎重に検討した結果、2024年のBlizzCon開催を見送ることにしました。BlizzConは私たちにとって非常に特別なイベントであり、多くのファンが楽しみにしています。今年は異なるアプローチを取りますが、今後もBlizzConを開催する計画は変わりません。将来的な開催に向けて、私たちも皆と同様に期待しています。」とコメントしています。
近日中には、『World of Warcraft: The War Within』や『Diablo IV』の拡張パック『Vessel of Hatred』などの詳細情報が共有される予定です。さらに、他の業界イベントやeスポーツ大会「Overwatch Champions Series」への参加も予定されています。また、Warcraftの30周年を祝う世界的なイベントも計画されています。
BlizzConとは：かつて年に一度開催されていたBlizzardファンの祭典
BlizzConは、アメリカのゲーム会社Blizzard Entertainmentが毎年開催していたゲームコンベンションです。2005年から2023年までの18年間、カリフォルニア州アナハイムで開催され、Warcraft、StarCraft、Diabloといった同社の主要ゲームフランチャイズの新作発表や、eスポーツ大会、などが行われていました。
BlizzConは単なるゲームイベントではなく、熱狂的なBlizzardファンと開発者が集結し、交流を楽しむ祭りとしての側面も強く持っていました。開発者によるゲームプレイデモンストレーションやパネルディスカッション、ファン同士のコスプレやアート展示など、様々なコンテンツが用意されていました。
2024年開催中止と今後の展望
2024年開催中止の理由は、新たなアプローチを模索するためとされています。BlizzConはこれまで年に一度の開催でしたが、近年ではオンラインイベントや小規模な地域イベントなど、様々な形式でのファンとの交流を模索しています。今後も新作ゲーム情報やeスポーツ大会などを積極的に発信し、ファンとの交流を維持していくとのことです。