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元Xboxのラリー・ハーブ氏、コミュニティディレクターとして〝Unity〟に参加

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元Xboxの有名アンバサダー、ネルソン少佐ことラリー・ハーブ氏(別名Major Nelson)が、新たにUnityのコミュニティディレクターに就任しました。Microsoftでの豊富な経験を生かし、Unityのクリエイター支援に貢献する予定です。Unityは近年の課題に対処する中で、ハーブ氏の参加によりさらなる発展を目指します。

元Xboxの著名なアンバサダーであるLarry Hryb氏(別名Major Nelson)が、Unityのコミュニティディレクターとして新たなステージに進むことを発表しました。このニュースは、彼が昨年Microsoftを退職して以来、多くのファンや業界関係者の間で注目を集めています。

Hryb氏はMicrosoft在籍中、公式Xboxポッドキャストのホストを務め、多くのフォロワーを持つX(旧Twitter)アカウントでXboxに関する情報を発信していました。彼の新たな役職は、Unityのコミュニティチームにおいて「コミュニティディレクター」として、同社のクリエイター支援やコミュニティ構築に関わることです。Hryb氏はLinkedInの投稿で次のように述べています。「Unityの使命である、ゲーム、アプリ、体験を通じて世界中のクリエイターの創造的およびビジネス上の成功を支援することは、私のイノベーションとコミュニティ構築への生涯にわたる情熱と一致しています。」

Unityの挑戦と機会

Unityは近年、いくつかの困難に直面しています。昨年、同社は新しい価格設定方式を導入し、これが多くの開発者から反発を招きました。価格設定の変更は最終的に見直されましたが、この出来事はUnityの評判に影響を与えました。その直後、元CEOのJohn Riccitiello氏が辞任を発表し、Unityは5月に元ZyngaおよびEAの幹部であるMatthew Bromberg氏を新CEOに任命しました。さらに、今年1月には従業員の約25%に影響を与える大規模なレイオフも行われました。

これらの出来事は、Unityが今後の成長と発展に向けてどのように対応していくかを問われる重要な局面を迎えています。Hryb氏の参加は、同社のコミュニティ戦略に新たな視点をもたらし、クリエイター支援の強化を図るための重要な一歩とされています。

Hryb氏の役割と影響

Hryb氏は、Microsoftでの長年にわたる経験を通じて、強力なコミュニティ構築スキルを培ってきました。彼の新しい役割では、Unityのツールを利用する開発者やクリエイターとの連携を強化し、彼らが自身のビジョンを実現するための支援を行います。Hryb氏は、「私は、Unityのツールを使用して自らのビジョンを実現する才能ある開発者やクリエイターと協力することを楽しみにしています。共に、物語の語り方や体験の共有方法を変革し続けます」と述べています。

Unityの未来

Unityは、ゲーム開発エンジンとして広く知られており、その技術はゲーム業界だけでなく、教育、医療、建築など多岐にわたる分野で活用されています。同社のミッションは、クリエイターが優れたコンテンツを作成し、それを世界中に届けることです。Hryb氏の参加により、Unityはこれまで以上にクリエイター支援に力を入れ、コミュニティとの関係を強化することが期待されています。

特に、最近の価格設定変更やCEOの交代、レイオフといった一連の出来事を受けて、Unityは企業としての信頼回復に努めています。Hryb氏の新たな役割は、同社がこれらの課題を乗り越え、さらなる成長を遂げるための重要な要素となるでしょう。

情報元:TheVerge

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