任天堂が人気アクションゲーム「ドンキーコング リターンズ」をHDリマスター化し、2025年1月16日にNintendo Switch向けに配信予定です。制作はポーランドのスタジオForever Entertainmentが担当していることが明らかになりました。
任天堂は、人気アクションゲーム「ドンキーコング リターンズ」をNintendo Switch向けにHDリマスター化することを発表しました。開発はポーランドのゲームスタジオForever Entertainment SAが担当し、2025年1月16日の配信予定です。
ドンキーコング リターンズ HD [Nintendo Direct 2024.6.18]
「ドンキーコング リターンズ」の歴史
2010年にWii向けに発売された「ドンキーコング リターンズ」は、Retro Studiosが開発し、600万本以上の売り上げを記録する商業的成功を収めました。その後、2013年にはMonster Gamesによって3DS版「ドンキーコング リターンズ 3D」が新たなステージを追加して発売されました。
今回のHDリマスター版では、オリジナルのWii版に加え、3DS版で追加された新ステージを含む合計80ステージを収録。高解像度グラフィックや改良されたゲームプレイで、初めてプレイする方や、オリジナル版を楽しんだファンにも新たな体験を提供します。
Forever Entertainmentの実績
2010年に設立されたForever Entertainmentは、「パンツァードラグーン:リメイク」、「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド:リメイク」、「フロントミッション ザ・ファースト:リメイク」など、数々のクラシックゲームのリメイクを手掛けてきた実績あるスタジオです。現在は「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2」、「パンツァードラグーン:ツヴァイ」、「フロントミッション3」のリメイクにも取り組んでいます。
任天堂のメディア展開とドンキーコングの重要性
長年にわたり人気を誇る任天堂のキャラクター、ドンキーコングは、最近ではスーパーマリオブラザーズの映画にも登場し、注目を集めました。また、日本のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)にはドンキーコングをテーマにしたエリアが設置されており、2025年にはアメリカのユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにも同様のエリアがオープン予定です。
今回HDリマスター化される「ドンキーコング リターンズ」は、高解像度グラフィックや新ステージの追加により、古くからのファンだけでなく、新たなプレイヤーにも楽しめる内容となっています。任天堂の幅広いメディア展開やテーマパークでの取り組みと相まって、ドンキーコングのブランド価値はさらに高まっていくことでしょう。
情報元:VGC