Bethesda Softworksの親会社Zenimaxが、新しいゲームエンジン「Motor」の商標登録を申請しました。この話題が業界内で広まり、特に『Rage』シリーズやゲームエンジンの可能性についての憶測が飛び交っています。また、MicrosoftとBethesdaの新作『Doom:The Dark Ages』に採用する可能性が高まっています。
先ごろ、ベセスダの親会社であるZenimaxが、新たなゲームエンジン「Motor」の商標登録を申請したことが明らかになりました。この商標登録は6月18日に確認され、X(旧Twitter)ユーザーの@Bogorad222によって報告されました。
Zenimaxはこれまで、id Softwareが開発したゲームエンジン「id-Tech」を使用してきました。特に、2020年にリリースされた『Doom Eternal』では「id-Tech 7」が使用され、その高いパフォーマンスと美しいグラフィックで多くのプレイヤーから賞賛を受けました。現在の最新バージョンは「id-Tech 8」であり、新しい「Motor」エンジンがこの流れを引き継ぐことになるのか、それとも全く新しい方向性を示すのか、ファンの間で議論が続いています。
@Bogorad222のX(旧Twitter):
https://x.com/klobrille/status/1803819221320671402
新エンジン「Motor」とその可能性
「Motor」という名称からして、高速でパワフルなエンジンを連想させます。この名称が何を意味するのか、具体的な情報はまだ明かされていませんが、業界の専門家たちは新しいゲームエンジンである可能性が高いと見ています。特に、過去の成功に続く形で、『Rage』シリーズの新作でこのエンジンが使用されるのではないかとの噂が広がっています。
「id-Tech」エンジンは、その卓越した技術力で知られており、新しい「Motor」エンジンも同様に高度なグラフィックと性能を提供することが期待されています。『Rage』の続編は発表されてはいませんが、ファンはこの噂が本当であることを期待するでしょう。
新作『Doom : The Dark Ages』の発表
先日発表された新作『Doom:The Dark Ages』は、どのエンジンを使用するのかはまだ明らかにされていませんが、多くのファンは「Motor」エンジンが使用されるのではないかと期待しています。
『Doom:The Dark Ages』は、2025年にXbox、PlayStation 5、PC向けに発売予定であり、その発表トレーラーは既に大きな話題となっています。このトレーラーでは、暗黒のファンタジー世界を舞台にした壮大な物語が描かれ、プレイヤーは地獄の軍勢に立ち向かうことになります。スレイヤーの怒りの起源と、彼が王国の最後の希望から地獄の最大の恐怖に変わる過程が描かれたこのゲームは、シリーズのファンにとって待望の新作です。
『DOOM: The Dark Ages』公式トレーラー第1弾(4K)2025年発売予定
『Doom : The Dark Ages』の特徴
新作『Doom:The Dark Ages』では、新しい武器や戦闘スタイルが導入されています。プレイヤーは、顔を粉砕するフレイルや投げられるシールドソーなどの新しい武器を使用して、悪魔の軍勢と戦うことができます。また、宇宙規模の戦いを繰り広げるための巨大な機械「Atlan mech」や、空を支配するメカドラゴンも登場します。
ファンの期待と今後の展望
「Motor」エンジンの登場は、ベセスダが常に革新的な技術を追求し続けていることを改めて示し、今後の展開に大きな期待が寄せられています。新作『Doom:The Dark Ages』は、シリーズの熱狂的なファンだけでなく、初めて『Doom』を体験するプレイヤーにとっても魅力的な要素が満載されており、ファンの期待が高まります。PlayStation 5、Xbox Series X|S、PC向けに2025年の発売が予定されており、今後の情報公開に注目が集まっています。
情報元:wccftech