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Arkane Studios 創業25周年記念 : ファンへの感謝と今後のビジョン

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Arkane Studiosは創業25周年を迎え、これまで支えてくれたファンへの感謝を表明しました。共同クリエイティブディレクターのSébastien Mitton氏は「この四半世紀が私たちを形作りました」と語り、過去と未来に焦点を当てたメッセージを発信しています。

始まりは『Arx Fatalis』から

Arkane Studiosは、1999年にRaphaël Colantonio氏を中心に設立されました。同スタジオのデビュー作『Arx Fatalis』(2002年)は、Looking Glass Studiosの『Ultima Underworld』シリーズに強い影響を受けながらも、独自のアクションRPGとして進化しました。この作品は、プレイヤーを深く引き込む没入型ゲーム体験を提供し、プレイヤーの選択がストーリーや世界に影響を与えるデザインを確立しました。

試行錯誤と成長の軌跡

Arkane Studiosは、他のゲームスタジオとの協力を通じて、リリースに至らなかったプロジェクトにも取り組んできましたが、これらの試行錯誤は独自のゲームスタイルの確立に貢献しました。魔法とアクションを巧みに組み合わせたシステムや、緊張感のあるシナリオ、工夫されたパズル要素など、プレイヤーに選択肢を提供する革新的なゲームデザインを追求し続けました。これにより、物語、ゲームプレイ、アートが一体化した作品を作り出す基盤が形成されました。

『Dishonored』から始まる革新と挑戦

数多くの経験を経たArkane Studiosは、Bethesda Softworksの一員となり、代表作である『Dishonored』シリーズ(2012年~)をリリース。このシリーズでは、プレイヤーが物語に大きな影響を与える選択が可能となり、その革新的なシステムが高い評価を受けました。

また、SFスリラー『Prey』(2017年)では、閉鎖的な宇宙ステーションで未知の生命体と戦う設定がプレイヤーに新たな没入型体験を提供。『Redfall』(2023年)では、科学的なアプローチを基にした吸血鬼を題材に、協力プレイを中心としたゲームプレイを展開しました。『DEATHLOOP』(2021年)では、時間をテーマに斬新なメカニクスを導入し、ビジュアルや音楽、プレイ体験のすべてが一体となった作品を生み出しました。

これらの作品を通じてArkane Studiosは、アクションゲームにおける革新と進化を示し続け、ゲーム業界に新たな可能性を切り開いてきました。

『Marvel’s Blade』が示す未来

Sébastien Mitton氏は、現在開発中の『Marvel’s Blade』に関して「私たちのアートの未知の領域を探索し、さらなる革新を追求しています」とコメントしています。詳細はまだ明かされていませんが、Arkane Studiosはこれまで通り、革新的なゲームデザインと没入感のある世界観を融合させ、さらなる進化を目指しています。

ファンへの感謝とさらなる挑戦

Mitton氏は、ファンへの感謝を込めて「私たちはこれまでの歴史を誇りに思うと同時に、今後も革新と創造性の限界を超え続けます」と述べ、ファンやプレイヤーとの信頼関係がArkane Studiosの成功に不可欠であると強調しました。

また、「私たちのゲームを楽しんでくれるプレイヤーやファンの皆さんが、これからの進化の原動力です」と感謝を表明し、「最高の冒険はまだこれからです。共に新たな世界を探索し、創造し続けましょう」と意気込みを語りました。

Arkane Studiosは、過去25年の挑戦と成功を振り返りながら、今後も革新的なゲーム体験を提供し続けることを誓っています。次の25年に向けて、スタジオがどのような新しい世界を創り出すのか、世界中のゲーマーたちの期待が高まっています。

情報元・イメージ:Bethesda.net

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