「The Game Awards 2024」で発表された、セガのキャラクターたちが集結するレーシングゲーム「ソニックレーシング クロスワールド」。これまで開発を手掛けてきたSumo Digitalに代わり、今回はセガの精鋭チームが開発を担当します。ソニックレーシングシリーズの新たな挑戦となる本作に、大きな期待が寄せられています。
ソニックレーシング最新作
セガはThe Game Awards 2024で、「ソニックレーシング クロスワールド」を正式に発表しました。公開されたティザー映像では、シャドウが彼をイメージしたマシンに乗り込み、発進する様子が描かれています。本作の開発は、セガが「レースゲームの精鋭」と呼ぶ開発チームが担当します。
『ソニックレーシング クロスワールド』シネマティックトレーラー
新たな開発体制で挑む意欲作
公式発表によると、過去のソニックレーシングシリーズを手がけてきたSumo Digitalは、本作の開発には関わっていないことが明らかになっています。代わりに、セガ社内の開発チームが本作を手がけることになっています。
Sumo Digitalは、2010年の「ソニック&セガ オールスターズ レーシング」、2012年の「ソニック&オールスターレーシング トランスフォームド」、そして2019年の「チームソニックレーシング」と、ソニックレーシングシリーズの開発を担ってきたことで知られています。
開発チームの構成については、インターネット上ではさまざまな憶測が飛び交っています。「Out Run」や「Daytona USA」を手がけたSEGA AM2、「SEGA Rally」や「Crazy Taxi」を開発したSEGA AM3の元メンバーが参加しているのではないかという見方もありますが、これらはあくまで憶測に過ぎません。セガからの正式な開発メンバーの発表が待たれます。
多彩なレース環境の実現に向けて
セガの公開情報によれば、本作は「ソニック」シリーズのキャラクターたちが登場し、予測不能な“驚き”に満ちたレースバトルが展開されるとされています。このことから、本作が従来のレーシングゲームの枠を超えた要素を備えている可能性が示唆されます。特に注目されているのは、レース環境の多様性です。過去のシリーズでは、陸上のみならず、海上や空中でのレースも実現しており、本作でも同様の要素が何らかの形で受け継がれることが期待されます。
また、過去作で好評だった車両変形システムへの期待も高まっています。これは過去のシリーズで人気を博した要素であり、新作での実装を強く望む声が多い機能の一つと言えるでしょう。
クロスプラットフォームで広がる対戦
対応プラットフォームは、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、PC(Steam、Epic Games Store)です。これほど幅広いプラットフォームで展開されることで、より多くのプレイヤーが本作を楽しめる環境が整うことになります。オンラインでの対戦・協力プレイの実装も予定されており、プラットフォームを超えたクロスプレイが実現する可能性もあります。
「ソニックレーシング クロスワールド」は、セガの新たなレーシングゲームへの挑戦として注目を集めています。過去シリーズの成功要素を生かしつつ、新要素を取り入れることでどのような進化を遂げるのか、今後の続報に期待が高まります。
情報元:My Nintendo News