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「Xenoblade Chronicles X:Definitive Edition」に隠された60FPSモード

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「ゼノブレイドクロス ディフィニティブ・エディション」に隠された60FPSモードが発見され、Nintendo Switch 2への対応を示唆する可能性が浮上。モッダーによる解析で技術的な課題が明らかになる一方、メタスコア88点の高評価を獲得し、Switch RPGの新たな傑作として注目を集めています。

隠された高フレームレートモードの発見

2025年3月20日に発売された「ゼノブレイドクロス ディフィニティブ・エディション」は、Wii U版(2015年)の発売10周年を記念したリマスター版であり、UIの改善や新コンテンツの追加が行われました。発売直後、モッダーによってゲームファイル内に隠された60FPSモードが発見されました。

このモードは実行ファイル内に存在しますが、有効化すると「UI速度の異常」などの不具合が発生します。著名なモッダーであるMasaGrator氏は、X(旧Twitter)で以下の解析結果を公開しています。

技術的な課題と次世代機対応の可能性

60FPSモードの不完全な実装について、「Nintendo Switch 2向けのテスト機能が残された可能性」が指摘されています。開発元のモノリスソフトは、過去に「ゼノブレイド2」で新型ハード向けのパッチを配信した実績があり、同様の対応が期待されています。

ゲーム業界では近年、次世代機を見据えた「将来を見据えた開発」が増加しています。本作のケースは、リマスター開発時に将来のハードウェアの進化を想定した設計が行われた事例であると分析されています。

メタスコア88点の高評価と改善点

「ゼノブレイドクロス ディフィニティブ・エディション」は、Metacriticで批評家から88点、ユーザーから87点という高評価を獲得し、オリジナル版の84点を上回りました。評価された点としては、クエスト追跡機能などのUI/UXの大幅な改善、非戦闘メンバーへの経験値分配など戦闘システムの合理化、そして新規追加コンテンツであるキャラクター・ストーリー章が挙げられます。

一方で、ストーリー展開の魅力不足を指摘され、「シナリオが基準に達していない」との批判も。また、オープンワールドの圧倒的な広さは初心者には不向きであるという意見もありました。

しかし、Nintendo Lifeは本作を「Switch RPGの傑作」と評し、TechRadarは「UIの改善がゲーム体験を劇的に向上させた」と指摘するなど、多くのメディアから高い評価を得ています。

総評

「ゼノブレイドクロス ディフィニティブ・エディション」は、過去作の問題点を改善しつつ、次世代を見据えた意欲作です。60FPSモードの存在は技術的な挑戦の跡を示しており、メタスコア88点はその成果を証明しています。Nintendo Switch 2の登場後、真の完成形が訪れる可能性に注目が集まっています。

情報元:wccftech

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