
フロム・ソフトウェアの名作「ダークソウル3」にリマスター版の噂が浮上。複数の信頼できる情報筋が、開発は進んでおり、10周年にあたる2026年の発売が有力だと報じられています。マルチプラットフォームで展開とも言われる開発コード「FMC」の正体と信憑性について紐解きます。
「ダークソウル3」リマスター版、2026年発売の噂が浮上
フロム・ソフトウェアの名作アクションRPG「ダークソウル3」(2016年発売)は、その高難易度と緻密な世界観で多くのゲーマーを抱き込み、シリーズの集大成として高い評価を受けてきました。「エルデンリング」や「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」のヒットにより、フロム・ソフトウェアそのものへの注目度も一段と高まっています。
そんな中、「ダークソウル3」リマスター版の発売に関する噂がファンの間で話題となっています。複数の情報源によれば、開発コードネーム「FMC」を冠した本プロジェクトは、2026年の発売が有力と見られています。
リーク情報の概要と信頼性
この噂の発信源は、フロム・ソフトウェア関連の信ぴょう性の高い情報で定評のあるリーカー・Kurakasis氏。同氏は、開発コード「FMC」を持つプロジェクトが進行中であると述べており、2026年にマルチプラットフォームでのリリースが計画されていると伝えています。
また、海外メディアXboxEraのNick Baker氏も2024年11月に「ダークソウル3」リマスター版についてほのめかす発言をしており、複数の情報筋が内容の一致を見せています。
ただし、こうした情報はいずれも公式発表ではなく、あくまでリークに基づくものです。現時点では噂の域を出ないため、フロム・ソフトウェアおよびバンダイナムコエンターテインメントからの正式発表を待つ必要があります。過去にも両氏は他タイトルに関して的中した情報を出してきた実績がありますが、確定情報ではない点にはご留意ください。
なぜ「ダークソウル3」?発売10周年との関連
「ダークソウル3」は2016年3月24日の発売から2026年で10周年という節目を迎えます。このタイミングでリマスター版がリリースされることは、多くのファンにとって特別な意味を持つイベントとなるでしょう。
業界関係者の間では、「ダークソウル」シリーズの中でも〝 3 〟は評価が高く、商業的にも成功を収めたことからリマスターの最有力候補として推測されています。
一方、「なぜ『ダークソウル2』ではなく3なのか?」についても議論が交わされています。情報筋によると、「ダークソウル3」はシリーズの集大成であり、現行ハード世代でプレイしたいというユーザー要望も高いことが要因として挙げられています。また、ゲームデザインやストーリーが幅広く支持されていることも重視されたと見られます。
リマスター版で期待される改良点
現時点でリマスター版の詳細は不明ですが、過去のフロム・ソフトウェア作品、特に「デモンズソウル」リメイク(2020年)や「ダークソウル リマスタード」(2018年)の例を参考にすると、次のような改良が期待されます。
- グラフィックの向上: 現行世代のコンソール(PS5、Xbox Series X|S、PC)に最適化された、高解像度のテクスチャやライティング。
- パフォーマンスの改善: フレームレートの安定化や、ロード時間の大幅な短縮。
- 新要素追加の可能性: 「エルデンリング」で培われた技術の応用、UI(ユーザーインターフェース)や操作性のさらなる改良など。
単なるビジュアル強化にとどまらず、ゲーム体験をより深化させる新規要素の追加にも、ファンから大きな期待が寄せられています。果たしてどの程度のアップデートが施されるのか、今後の公式発表が待たれます。
「Bloodborne」リマスターの噂との違い
「ダークソウル3」リマスターの噂に注目が集まる一方、長年切望されている「Bloodborne」(2015年発売)のリマスターやリメイクに関しては、具体的な話は出てきていません。今回「ダークソウル3」が優先された背景には、10周年という節目や商業的な観点だけでなく、現行ハードへの対応しやすさや技術面での理由も考えられます(「Bloodborne」はPS4専用で技術的な問題も多いとされています)が、詳細は不明です。
今後の展望とファンの期待
「ダークソウル3」リマスター版の噂は、フロム・ソフトウェアの次なる一手として、ファンや業界関係者から大きな注目を集めています。公式発表こそないものの、複数の信頼できる情報源の内容が一致している点は、この噂の信憑性を大きく高めています。
発売10周年という節目を迎える2026年に、果たして「ダークソウル3」は蘇るのか。ファンの期待は高まるばかりで、今後の正式発表が待たれます。
情報元:Dexerto