PR

桐生と峯、2人の視点で描く ― 「龍が如く 極3」と新作外伝を発表

News

Dragon Engineによるフルリメイクで蘇る「龍が如く 極3」と、完全新作「龍が如く3外伝 Dark Ties」が、2026年2月12日に発売決定。桐生一馬の沖縄での物語と、宿敵・峯義孝の過去を描くオリジンストーリーが、一つのパッケージに収録。2つの視点から描かれる重厚な人間ドラマを体験できます。

「龍が如く 極3」と新作外伝、2本立てで登場

株式会社セガとRyu Ga Gotoku Studio(以降RGG Studio)は、2025年9月24日に開催された「RGG Summit 2025」で、フルリメイク作品「龍が如く 極3」と、完全新作「龍が如く3外伝 Dark Ties」を2026年2月12日(木)に発売することを発表しました。対応プラットフォームはPlayStation 5、PlayStation 4、Nintendo Switch 2、Xbox Series X|S、PC(Steam)と多岐にわたり、より多くのユーザーに楽しんでいただけます。

本作は「変わる伝説、新たな歴史」をコンセプトに、2009年にPlayStation 3用に発売された「龍が如く3」のフルリメイクと、その敵役である峯義孝を主人公に据えた新作の2作品を1つのパッケージに収録したタイトルです。ファン待望のリメイクと、シリーズに新たな息吹を吹き込む新作の発表は、大きな注目を集めています。

16年の歳月を経て蘇る沖縄の舞台

「龍が如く 極3」の制作にあたり、開発チームが直面したのは、舞台となる沖縄の街並みの変化でした。オリジナル版の発売から16年が経過し、地域の風景は大きく様変わりしています。

そこで、RGG Studioは現在の沖縄を徹底的に調査し、ビジュアルを完全に作り直す決断を下しました。このアプローチにより、プレイヤーは現実に即した美しい沖縄の風景を体験できます。

桐生一馬の物語を「極クオリティ」で再構築

「龍が如く 極3」は、オリジナル版「龍が如く3」を現代の技術で再構築した作品です。「龍が如く6 命の詩。」以降の作品で採用されている「Dragon Engine」を使用することで、グラフィックが飛躍的に向上。舞台となる東京・神室町と沖縄・琉球街の街並みが、より緻密で臨場感あふれるものに生まれ変わりました。

物語は、近江連合との抗争を終え、沖縄で養護施設「アサガオ」を営む桐生一馬が、子どもたちと穏やかに暮らす日々から始まります。しかし、政府のリゾート開発計画に絡む利権争いが、彼の平穏な生活を脅かします。東城会の跡目問題や政界をも巻き込む巨大な陰謀が渦巻く中、桐生は再び戦いの渦へと身を投じることになります。本作では、物語をさらに深く掘り下げるための新規ドラマシーンも追加されています。

新スタイルとモチベーション向上システム

本作のバトルシステムは大幅に進化しました。桐生一馬の代名詞である喧嘩アクション「堂島の龍」が究極進化を遂げ、シリーズ史上最多の攻撃技を持つ「堂島の龍・極」と、沖縄の武器術をモチーフにした8種類の武器を駆使する「琉球スタイル」という、2つのスタイルを使い分けて戦います。

また、新たな機能として、携帯電話にアクセサリーを装備することで、桐生のモチベーションが向上し、バトル能力が強化されるシステムが導入されています。能力強化では、過去最大数の技を獲得可能。様々なミッションや修行を通じて、自分好みに桐生を成長させることができます。

新要素「アサガオライフ」で桐生がパパに

沖縄での生活をより深く体験できる新要素「アサガオライフ」では、料理、家庭菜園、宿題の世話、ミシンがけ、魚釣り、虫捕りなど、様々な家事や子どもたちとの交流を楽しめます。桐生が父親として成長するほどにできることが増え、子どもたち一人ひとりとの絆を深めることで、絆サブストーリーも発生します。

さらに、地元のレディースチームと共に戦う「最強列伝 ツッパリの龍」では、チームの会長となった桐生が仲間を集めて育成し、激しいチームバトルを繰り広げます。メンバー編成や兵器の購入、特攻服やバイクのカスタマイズも可能で、戦略性と迫力のあるバトルが楽しめます。

中村獅童、笠松将ら豪華キャスト集結

主要キャストとして、峯義孝役に中村獅童氏、島袋力也役に「TOKYO VICE」で注目を集めた笠松将氏、浜崎豪役には香川照之氏などが起用されます。その他、宮迫博之氏、宮川大輔氏、徳重聡氏、石橋凌氏、渡哲也氏といった豪華俳優陣が出演。特に香川照之氏演じる浜崎豪は、オリジナル版からキャラクターモデルが刷新されることも発表されました。

今作では、豪華キャスト陣の声やモーションを新たにキャプチャーし直しているだけでなく、シリーズで初めてフェイシャルキャプチャー(表情のキャプチャー)を導入。これにより、俳優陣の細かな感情表現がキャラクターに反映され、よりリアルで没入感の高いドラマ体験が実現されています。

もう1人の主人公、峯義孝の外伝ストーリー

本作のもう1つの主役は、完全新作となる「龍が如く3外伝 Dark Ties」です。この物語は、「龍が如く3」で桐生の前に立ちはだかった強敵・峯義孝が主人公。2007年を舞台に、ベンチャー企業のトップから全てを失い、極道の世界に「絶対的な絆」を求めて足を踏み入れていく彼の半生が描かれます。

物語は、あてもなく街を歩く峯が、極道同士の抗争で子分が親分をかばって命を落とす場面を目撃するところから始まります。損得を超えた絆に感銘を受けた峯は、その時守られた親分・堂島大吾に近づくため、東城会の若衆である神田に接近していきます。

峯の冷酷なアクションと「闇覚醒」

峯義孝のバトルスタイルは、シュートボクシングをベースにしたスタイリッシュなアクションが特徴です。相手の隙をつく洗練されたコンビネーションで敵を圧倒し、空中を縦横無尽に駆け抜けるアクロバティックな動きで敵を翻弄します。

特に注目すべきは、内なる闇を解放する「闇覚醒」システム。発動時には、非道で容赦のない連撃や、闇の力を宿した必殺の1撃を繰り出し、敵の息の根が止まるまで暴走する、峯の冷酷な本性が表れたダークアクションを楽しめます。

峯が暗躍する神室町のコンテンツ

アドベンチャーパートでは、兄貴分である神田の評判を高めるために知恵と機転を働かせる「神田カリスマプロジェクト」が登場。街の住民の悩みを解決するごとに神田の評判が上がり、進行に応じて神田との人間関係を深く描く「絆ドラマ」へと発展していきます。

また、「龍が如く3外伝 Dark Ties」専用のバトルスポット「地下ファイトクラブ」では、様々なルールのバトルを楽しめます。特に「サバイバル・ヘル」モードでは、地下ダンジョンで多数のハンターの猛攻を生き抜き、ゴールを目指します。ダンジョン内の宝を持ち帰ることで峯を強化できるほか、攻撃スキルの増加や傭兵の雇用など、戦略性の高い要素も楽しめます。

両作品を彩る多彩なプレイスポット

プレイスポットも充実しており、両作品合わせてプリサークル、ボウリング、ゴルフ、ダーツ、カラオケ、UFOキャッチャー、カジノ、賭場、麻雀、ビリヤード、バッティングセンターなど、バラエティ豊かな遊びを堪能できます。特に注目は、普段はクールな峯が人気曲「ばかみたい」を熱唱するカラオケシーンで、神田と一緒に楽しめるスポットも用意されています。

2つの視点で描くシリーズの新たな挑戦

「龍が如く 極3」と「龍が如く3外伝 Dark Ties」は、ゲーム起動時にどちらの物語からでもプレイを開始できる独立した構成です。これにより、プレイヤーは桐生と峯、両方の視点から多角的に体験できます。

RGG Studioは2024年に「龍が如く8」、2025年に「龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii」など、精力的なリリースを続けており、本作の発表もその勢いを証明するものとなりました。シリーズの伝統を尊重しつつ、新たなキャラクターの深掘りやシステムの革新に挑戦し続ける姿勢は、長年のファンだけでなく、新規プレイヤーにとっても大きな魅力となりそうです。

2026年2月12日、伝説の龍と闇に生きた男、2人の物語が交錯する日を楽しみに待ちましょう。

公式サイト:https://ryu-ga-gotoku.com/kiwami3/

情報元・画像イメージ:PRTIMES

タイトルとURLをコピーしました