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「Forza Horizon 6」日本舞台で2026年発売決定 ― PS5版も後日リリースへ

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人気シリーズの最新作「Forza Horizon 6」が正式発表。舞台は待望の日本で、2026年にXboxとPCで先行発売。本作は東京の都市部から美しい自然までを網羅し、文化コンサルタントを起用して日本の本質を忠実に再現。PlayStation 5版も後日リリース予定。

マイクロソフトは、東京ゲームショウ2025におけるXboxの配信にて、オープンワールド・レーシングゲームの人気シリーズ最新作「Forza Horizon 6」を正式発表しました。発売は2026年で、長年ファンが熱望してきた日本が舞台となります。

Xboxのゲームコンテンツ・スタジオ部門プレジデント、マット・ブーティ氏は「初代から最も多くのリクエストがあった場所であり、来年さらに多くの情報を共有できることを楽しみにしている」と述べ、長年の要望に応えた形です。

Xbox/PCで先行リリース、PS5版も後日登場

「Forza Horizon 6」のリリース戦略は、近年のマイクロソフトのプラットフォーム戦略を象徴するものです。本作は2026年にXboxとPC向けに先行発売され、Xbox Game Passには発売初日から提供されます。

PlayStation 5版も発売後にリリースされることが明記されました。前作「Forza Horizon 5」がPS5でも大成功を収めた流れを汲むもので、Xboxというハードウェアの枠を超え、ソフトウェア企業としての側面を強化するマイクロソフトの姿勢がうかがえます。PS5版の具体的な発売時期は未定ですが、今後の続報が待たれます。

ネオン輝く都市から自然豊かな郊外まで

開発を手掛けるPlayground Gamesは、本作の舞台となる日本の描写に並々ならぬ情熱を注いでいます。アートディレクターのドン・アルセタ氏によると、ネオン輝く東京のような緻密な都市環境から、穏やかで美しい地方や山間部に至るまで、日本の多様な魅力を盛り込むとのことです。

特に注目すべきは、フォトリアルな再現に留まらず、日本の「文化的な本質」を捉えることを目指している点です。開発の初期段階から文化コンサルタントのヤマシタ・キョウコ氏をチームに迎え、ステレオタイプを避け、文化的に誠実な表現を追求しています。

ヤマシタ氏は「日本は広く愛されているが、遠くから見ているだけでは誤解されやすい。チームは単なるポストカードや背景以上のものを提示したかった」と語り、駅の発車メロディや夏の風鈴といった日常のディテールこそが真実味を宿すと述べています。プレイヤーが深く没入できる、「生活感のある世界」の構築を目指していることがうかがえます。

また、シリーズで好評を博してきた季節の移り変わりも、日本の四季が持つ劇的な風景の変化や文化的な意味合いを反映する形で、さらに進化する予定です。

高まる期待と今後の展開

日本が舞台になることは、正式発表前からファンの間でされていました。きっかけは、公式Instagramアカウントで誤って公開された広告や、オーストラリアの自動車輸入業者のSNS投稿です。同業者は、日本固有のカテゴリーである軽自動車の撮影に言及しており、これが日本を舞台とすることの決定的な証拠となりました。こうしたリーク情報がファンの期待を煽る中、満を持しての公式発表となりました。

2026年はXboxにとって重要な年となり、「Forza Horizon 6」に加え、同じくPlayground Gamesが開発を手掛ける「Fable」も控えています。「Forza Horizon 5」がXbox史上最大のローンチを記録したことからも、最新作への期待は非常に大きいものです。

「Forza Horizon 6」に関するさらなる詳細は、2026年初頭に公開される予定です。シリーズの新たな傑作の誕生に、世界中のゲームファンの注目が集まっています。

情報元:Eurogamer

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