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「Halo World Championship」発表予測 : 初代リメイクとPS5版の噂など

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10月24日開催「Halo World Championship」で噂される「Halo」の新たな展開を予測。初代「Halo: Combat Evolved」のリメイク、PS5版リリースの可能性、Unreal Engine 5採用、フォートナイト型新作、AI活用論争まで、公式発表前の最新情報を整理します。

10月24日、「Halo」の未来を占う発表に注目

Xboxの看板シューティング「Halo」シリーズ最大の祭典が「Halo World Championship」です。2025年は10月24日(金)から26日(日)、シアトルで開催されます。賞金総額100万ドルを懸けたトッププレイヤーの激戦に加え、開発者パネルやコスプレなどで世界中のファンが一体となります。

今年、競技と並び特に注目を集めるのが、イベント内で予定されている「Halo」の今後の展開に関する発表です。現在、ファンの間では、シリーズ原点「Halo: Combat Evolved」のリメイクと、「フォートナイト」に類似したライブサービス型マルチプレイヤーゲームの二つの大きな噂が飛び交っています。

本記事は、海外メディアやインサイダー情報を整理し、背景の技術、戦略、論争点を解説します。内容は「噂」段階であり、公式発表を待つ必要がある点をご留意ください。

噂① : 初代リメイクとPS5版の可能性

初代「Halo」は、2011年に「Halo: Combat Evolved Anniversary」として一度リメイク済みです。この作品は、グラフィック刷新と同時にオリジナル版への切り替え機能が特徴的でした。今回、当時とは異なるアプローチの新たなリメイクが噂として浮上しています。

開発を担う実績あるスタジオ

情報源によると、Halo Studiosが主導し、Virtuos傘下の「Abstraction」が共同開発に参加します。Abstractionは「Halo: The Master Chief Collection」の開発や「Mass Effect: Legendary Edition」のリメイク経験を持ち、信頼性の高いパートナーです。

技術的挑戦:「ハイブリッドエンジン」の採用

技術面では、「ハイブリッドエンジン」が採用されます。これは、旧エンジンの操作感を活かしつつ、最新映像技術を融合する構成です。具体的には、オリジナルのBlam!エンジン(「Halo: Reach」の改良版)で操作感と物理演算を再現し、Unreal Engine 5で現代的なビジュアルを実現します。シリーズ独特のゲームフィールを損なわず、AAAタイトルにふさわしい映像美を提供する狙いです。

マルチプラットフォーム戦略:PS5版の可能性

戦略面では、PlayStation 5(PS5)でのリリース可能性が最大の注目点です。もし実現すれば、Xboxの象徴であった「Halo」がコンソールの垣根を越える、歴史的な転換点となります。日本国内ではXboxの普及が限定的なため、PS5版は「Halo」の認知度向上や新規ファン層の開拓に貢献する可能性があります。報道では、本リメイクはシングルプレイヤーと協力プレイ(Co-op)に特化し、キャンペーン体験を優先すると伝えられています。

噂② : 未来志向の新作マルチプレイヤー

ルーツを再構築するリメイクとは対照的に、完全新作も報じられています。

情報筋によると、Halo Studiosは2026年のシリーズ25周年に向け、「フォートナイト」のような長期アップデートを前提としたライブサービス型のマルチプレイヤーゲームを開発中です。また、これとは別に「Project Ekur」と呼ばれるマルチプレイヤー専用のバトルロイヤルタイトルの存在も噂されており、「Halo」が伝統的なアリーナシューターの枠を超えて、新たな市場へ挑戦する姿勢の表れといえます。

AI活用をめぐる論争:新作開発との関連性

新作開発の効率化をめぐり注目された生成AIの活用については、論争も起きています。その発端は、2024年に当時の343 Industries(現Halo Studios)が、求人情報で次世代Haloへの生成AI導入計画を明らかにしたことでした。

発端:「生成AIの全面的導入」という衝撃報道

最近、あるインサイダーが「Halo Studiosは生成AIを開発のあらゆる側面に活用している」と報じました。具体的には、敵AIの挙動、地形生成(プロシージャル生成技術に近いもの)、および短納期対応のツールとしてAIが使用されているとの内容でした。

専門家による反論と、報道の軌道修正

しかし、Windows CentralのJez Corden氏が「次期作で生成AIは使用していない」と反論情報源も「報告が誤解を招いた」と釈明しました。AI活用は従来のプロシージャル生成技術(アルゴリズムで地形や敵配置を生成する技術)の範囲内とされ、この技術は「Halo」シリーズでも以前から使われています。

この論争が示す、ゲーム業界の現在地

この騒動は、ゲーム開発におけるAI活用の現状を象徴します。Bungieの「BunGPT」やPlayStationのAI活用に見られるように、業界全体でAIによる効率化が進む一方、適切な活用法と透明性の確保が課題です。「Halo」の新作がAIをどう取り入れるかは、今後の開発動向を占う重要なポイントとなります。

転換期を迎える「Halo」、発表への期待

これらの噂が事実であれば、「Halo」は大きな進化を迎えます。原点のリメイクによる古参ファンへの訴求、マルチプラットフォーム展開による新規ファン獲得、AIを含む技術革新への挑戦が象徴です。

343 Industriesへの開発移管後、シリーズは革新的な変化を遂げた一方、議論を呼ぶこともありました。今回の発表は、過去の遺産を受け継ぎつつ、フランチャイズが再び輝きを取り戻せるか、その節目となるでしょう。

発表は、イベント初日の2025年10月25日(土)未明から午前(日本時間)に行われる見込みです。最新情報や配信リンクの詳細は公式サイトHalo Waypointでご確認ください​。

情報元:TheGamePost

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