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「Battlefield 6」公式発表まとめ!キャンペーン復活と原点回帰でシリーズ再起へ

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人気FPSシリーズ最新作「Battlefield 6」が正式発表。前作の評価を受け、シリーズの再起をかけた一作として注目が集まっています。ファン待望のシングルキャンペーン復活はもちろん、戦況を動かす「破壊可能な環境」やチーム戦の要「クラス制」も帰ってきます。シリーズ再起の鍵を握る本作の全貌を解説。

エレクトロニック・アーツ(EA)は、人気FPSシリーズの最新作「Battlefield 6」を正式に発表し、初の予告編を公開しました。前作「Battlefield 2042」は評価が厳しかったことから、本作はシリーズの再起をかけた一作として大きな注目を集めています。

4スタジオ体制で描かれる新たな紛争

公開された予告編では、元NATO諸国が資金を提供する民間軍事会社(PMC)※「Pax Armata」の台頭により、世界が全面的な紛争に突入する緊迫した状況が描かれています。映像は大統領の演説で始まり、ニューヨークやロンドンなど現代の都市を舞台にした爆発や戦闘シーンが続きます。EAの公式発表によれば、プレイヤーは戦車や戦闘機による大規模な戦闘を体験でき、「分隊が最強の武器」というシリーズの核となる理念に基づき、チームプレイが重視されるとのことです。

本作の開発は、シリーズの生みの親であるDICE(マルチプレイヤー担当)を筆頭に、「バーンアウト」で知られるCriterion Games、「Dead Space」リメイクで評価されたEA Motive(シングルプレイヤーキャンペーン担当)、そしてRipple Effectの4スタジオが「Battlefield Studios」として連携する大規模体制で進められています。これは、シリーズの多様な要素を高品質に仕上げるための戦略です。

※PMC(民間軍事会社)とは、依頼に応じて軍事サービスを提供する企業のこと。本作では敵・味方、双方の視点から物語の中核を担います。

シングルプレイヤーキャンペーンの復活

「Battlefield 2042」で見送られたシングルプレイヤーキャンペーンが、本作で復活します。開発はEA Motiveが担当し、PMC(民間軍事会社)「Pax Armata」を軸にした重厚な物語が展開される予定です。

このキャンペーンは、映画「シビル・ウォー」やドラマ「ライオネス」を作風の参考にしていると言われ、リアリティを重視したキャラクター主導の物語が期待されています。現代のニューヨークを舞台にPMCの暗躍を描く本作は、従来のミリタリーシューターとは一線を画す内容になるかもしれません。

BFシリーズの魅力は〝壮大な戦争体験〟にありますが、近作はマルチプレイに重点が置かれ、物語性が希薄になっていました。キャンペーンの復活は、「自分のペースで世界観に没入したい」「戦場のドラマを追体験したい」といったファンの声に応えるものです。

原点回帰:破壊とクラス制の復活

ファンの声に応え、「Battlefield 6」ではシリーズの強みである「破壊可能な環境」と「クラス制」が復活します。

  • 破壊可能な環境
    「Bad Company」シリーズで人気を博した、壁や建物を破壊して戦況を有利にするシステムが、最新のFrostbiteエンジンによってさらに進化。建物全体の倒壊など、よりリアルで大規模な破壊表現が実現します。
  • クラス制※
    アサルト、エンジニア、サポート、偵察という伝統的な4つの兵科が復活し、チームプレイの戦略性を深めます。『Battlefield 2042』で廃止されたクラス制への回帰は、多くのファンに歓迎されています。

これらの要素は、競合作品との差別化を図り、シリーズのアイデンティティを再確立する鍵となるでしょう。さらに、攻守に分かれて目標を奪い合う人気モード「Rush」の復活も予定されており、最大64人で対戦できるマップが10種類以上用意されるとの未確認情報もあります。

クラス制とは、兵科ごとに装備や役割を定め、分隊内での連携と戦略性を高めるシリーズ伝統のシステムです。

Battlefield Portalの可能性

「Battlefield 2042」に搭載された「Battlefield Portal」は、過去作のマップや兵器を自由に組み合わせられる画期的なモードでしたが、バグやサポート不足から、そのポテンシャルを十分に発揮できませんでした。

リーク情報では本作での復活が噂されており、もし実現すれば、まずゲーム本編の安定を最優先し、その上で長期的なアップデートを通じて、コミュニティが主体となって楽しめるコンテンツへと育てていくことが期待されます。

今後の展望とバトルロイヤルモードの噂

公式な発売日は未発表です。EAは本作を2026年3月までにリリースするとしていますが、公式サイトの記述から、2025年10月10日または11日に発売されるとの見方が有力です。

マルチプレイヤーモードの詳細は2025年7月31日に公開予定で、武器やマップに関する具体的な情報が明らかになる見込みです。

また、バトルロイヤルモードが2026年に基本プレイ無料タイトルとして別途リリースされる、という未確認情報もあります。これが事実であれば、ゲーム本編の品質を最優先するための戦略と考えられますが、今後の公式発表が待たれます。

まとめ

「Battlefield 6」は、原点回帰の象徴である「破壊表現」と「クラス制」の復活、現代社会を舞台にしたシリアスな物語、そして4スタジオによる盤石な開発体制から、シリーズ再興にかける強い意志がうかがえます。

「Call of Duty」シリーズや「Fortnite」といった強力な競合タイトルがひしめく中で、本作ならではの臨場感あふれる戦闘や、コミュニティが主体となる体験をどこまで深められるかが、新たなファンや復帰プレイヤーを惹きつける鍵となるでしょう。

今後、新たな公式情報や開発者インタビュー、ゲームプレイ映像などが公開され次第、ファンの視点から深く掘り下げたレビューを追記していく予定です。シリーズ経験者はもちろん、初めて「Battlefield」に触れる人にとっても最適な一作となることに期待が高まります。

※情報源とご注意:本記事は、2025年7月時点の公式発表や、各種メディア・ストリーマーから発信された情報(リークを含む)をもとに作成しています。未確認の情報や推測についてはその旨を明記し、公式発表と区別しています。今後の発表により、記事内の情報が変更される可能性がある点にご留意ください。

情報元:InverseTheVerge

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