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「エースコンバット8」に名作「ZERO」移植の噂が浮上 ─ SteamDBに痕跡が?

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2026年発売予定の「ACE COMBAT 8」に関し、SteamDB上で過去作「エースコンバット・ゼロ」のPC移植を示唆するデータが発見されました。クローズドネットワークテスト(CNT)の可能性や、謎のディレクトリ名「RUKBAT」など、ファンの間で注目を集める未確認情報の詳細とはどのようなものなのか。

2026年に発売が予定されているフライトシューティングゲームの金字塔、エースコンバットシリーズの最新作「ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE」(以下、エースコンバット8)。その開発状況や特典内容について、PCゲームの配信プラットフォーム「Steam」の内部データを記録する外部サイト「SteamDB」から興味深い情報が発見されました。

本記事では、ユーザー「@ikcatcher」SteamDB上で発見した情報を、海外のコミュニティサイト「Ace Combat Wiki」(@AceCombatWiki)が引用・報告した内容をもとに、その内容と示唆される可能性について詳しく解説します。なお、本情報は公式発表に基づくものではないため、あくまで現時点での推測や噂の域を出ない点にご留意ください。

SteamDBで発見された「ACZero」の文字

情報の出所となったのは、Steam上のアプリケーションデータを追跡・記録する非公式サイト「SteamDB」における「エースコンバット8」のリスト更新履歴です。報告によると、ゲームを動かすための詳細設定(起動オプション)に関連する項目に、シリーズファンにとって見過ごせない記述が追加されました。

そこには、「ACZero」という文字列が含まれています。これは、2006年にPlayStation 2用ソフトとして発売された「エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー」(以下、エースコンバット・ゼロ)を指している可能性が極めて高いと考えられます。さらに、Steamを動かすための専用システム「SteamOS」向けの起動オプションとしてもこの名称が確認されており、これは「エースコンバット・ゼロ」がPC(Steam)向けに移植され、Steam Deckなどの携帯型PCデバイスでも動作するように調整されている可能性を示唆しています。

シリーズの前作にあたる「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」が発売された際、PlayStation 4版には「エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー『PS4移植版』」、Xbox One版には「エースコンバット6 解放への戦火『Xbox One下位互換版』」のダウンロードコードが早期購入特典として付属された前例があります。今回の情報がPC版で見つかったことを踏まえると、最新作「エースコンバット8」においても、PC版を含む現行機向けに過去の名作が予約特典やデラックスエディションの付属品として提供される可能性は十分に考えられます。

クローズドネットワークテスト(CNT)の実施か

SteamDBの更新データからは、過去作の移植以外にも、開発の進捗をうかがわせる重要な情報が見つかっています。それは、「CNT」という記述を含む起動オプションの存在です。

ゲーム業界において「CNT」は一般的に「クローズドネットワークテスト『Closed Network Test』」の略称として用いられます。これは、製品版の発売前に限定された参加者を対象に行われるテストプレイの一種で、主にオンラインマルチプレイのサーバー負荷検証や、ゲームバランスの調整を目的として実施されます。

「エースコンバット8」においても、「CNT」の表記が事実であれば、近い将来、バンダイナムコエンターテインメントからテスター募集の告知が行われるかもしれません。これまでの同社タイトルの傾向から、公式サイトでの事前応募制となる可能性が高そうです。これは、本作の開発が順調に進行しており、実機でのプレイアブルな段階に近づいていることを示す好材料と言えます。

謎のディレクトリ名「RUKBAT」の意味

さらに、インストールディレクトリ(ゲームの保存フォルダ名)として「RUKBAT」という単語が登録されていることも報告されています。「Rukbat(ルクバト)」は、いて座のアルファ星を指す固有名詞です。

エースコンバットシリーズでは、過去にも天体や神話に由来する名称が兵器や作戦名、あるいは開発コードネームとして用いられてきました。

「RUKBAT」が単なる開発上の内部コードネームなのか、それともゲーム本編のストーリーに関わる重要なキーワードなのかは現時点では不明です。しかし、いて座(Sagittarius)が「射手」を意味することから、何らかの要素を示唆しているとの推測も飛び交っています。公式発表された「エースコンバット8」の舞台設定である2029年の世界観とどのようにリンクするのか、想像が膨らむポイントです。

「エースコンバット8」公式情報の再確認

2025年12月12日、エースコンバットシリーズ最新作「ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE」をPlayStation 5 / Xbox Series X|S / Steamにて2026年に発売することが発表されました。

本作の副題は「WINGS OF THEVE(ウイングス・オブ・シーヴ)」。物語の舞台は、シリーズ共通の架空世界「ストレンジリアル」における2029年。国家「中央ユージア連合(FCU)」と「ソトア共和国」の紛争が背景にあります。

プレイヤーは、ほぼ壊滅した海軍の生き残りとして、旧式空母「エンデュランス」に所属することになります。そこで託されるのは、FCU首都シーヴの名を冠した、希望の象徴として語られる伝説のエース「シーヴの翼」という称号。しかし、その名声は真実ではなかった。プレイヤーは「偽物の翼」として戦場に立つことになります。

技術面では、バンダイナムコスタジオが独自に開発した新エンジン「Cloudly」の採用が発表されています。これにより、10,000平方キロメートルに及ぶ広大な空、多層構造の雲や飛行機雲、キャノピー(操縦席の天蓋)に反射する太陽光などが、これまでにないリアリティで再現されるとのことです。

「偽物の翼」と「鬼神」の対比

今回噂として浮上した「エースコンバット・ゼロ」の移植が事実だとすれば、それは単なる特典以上の意味を持つかもしれません。「ゼロ」は、敵エースへのインタビューを通じて「伝説の鬼神」と呼ばれた主人公の実像を浮き彫りにする構成が特徴でした。

一方、最新作「エースコンバット8」は、「偽物の名声を背負わされたパイロット」が、本物のエースへと成長していく過程を描くとされています。「本物の伝説を追う過去作」と「偽物の伝説から始まる最新作」。この二つの作品がセットになることで、シリーズが長年描いてきた「エースパイロットとは何か」というテーマが、より深く、対照的な視点から浮き彫りになる可能性があります。

今後の続報に期待

「エースコンバット8」は、「深化」をテーマに掲げ、6年以上の歳月をかけて制作されています。過去の名作へのリスペクトと、最新技術による革新的なフライト体験。その全貌が明らかになるのはまだ先のことになりそうですが、今回のような断片的な情報からも、開発陣の並々ならぬこだわりが感じ取れます。

バンダイナムコエンターテインメントからの正式な続報を待ちつつ、再び大空へ飛び立つ日に備えましょう。

情報元:PRTIMESAceCombatWiki

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