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「仁王3」のPS5独占は6ヶ月間 ─ マルチプラットフォーム展開の可能性が浮上

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2026年2月6日発売予定の「仁王3」について、PS5のコンソール独占期間が6カ月間であることが最新映像から判明しました。2026年8月以降、シリーズ初となる「Xbox」や「Switch 2」への移植が予定されている可能性があります。Team Ninjaの戦略転換と、今後のマルチプラットフォーム展開に注目が集まります。

コーエーテクモゲームス(Team Ninja)が手掛ける人気アクションRPGシリーズ最新作「仁王3(Nioh 3)」について、PlayStation 5(PS5)でのコンソール独占期間が発売からわずか6カ月で終了することが明らかになりました。これまでPlayStationを中心に展開してきた本シリーズにとって、大きな転機となる可能性があります。

独占期間に関する「注釈」が示す未来

「仁王3」は2026年2月6日にPS5およびPC向けに発売されますが、PlayStation公式YouTubeチャンネルで公開された最新トレーラーの末尾に記載された注釈文が注目を集めています。

映像の最後に表示される権利表記には、次のような内容が確認されました。

「PC版の配信は予定されておりますが、2026年2月6日から少なくとも6か月間は、PlayStation 5以外のゲーム機向けには配信されません。」

この記述により、SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)とコーエーテクモゲームス間で、PS5版の時限的な独占契約が結ばれていることがほぼ確実になりました。つまり、発売から半年後の2026年8月6日以降は、Xbox Series X|SやSwitch 2といった他プラットフォームでの展開が可能になる見込みです。

これまで「仁王」シリーズは、家庭用ゲームとしてはPlayStation独占(のちにPCへ展開)という形を維持してきました。それだけに、今回「6カ月」という具体的な期限が明示されたことは、シリーズの方針転換を象徴すると言えるでしょう。

Team Ninjaのプラットフォーム戦略の変遷

Team Ninjaはこれまで、「NINJA GAIDEN」や「DEAD OR ALIVE」など、多数のプラットフォームで展開してきた実績を持ちます。しかし、「仁王」シリーズに関しては、これまで一貫してPlayStationコンソールに注力してきました。

実際、「Wo Long: Fallen Dynasty」のプロモーション時に海外メディアVGCが行ったインタビューでは、「仁王」シリーズのディレクターでありTeam Ninjaを率いる安田文彦氏が、Xbox版リリースについて否定的な立場を示していました。当時の発言は以下の通りです。

「それ(Xbox版の可能性)について特筆すべきことはありません。現時点で「仁王」をXboxプラットフォームで展開する予定はありませんが、Xboxファンの皆さんには「Wo Long」を楽しんでいただければと思います。」

それから数年が経ち、ゲーム業界の状況は大きく変化しました。開発費の高騰により、多くのサードパーティーがより多くのプレイヤー層へリーチするため、マルチプラットフォーム展開を積極的に取り入れるようになっています。「仁王3」における時限独占も、ソニーとの関係を維持しながら、最終的にはより広い市場へ拡大するというコーエーテクモゲームスの意図を感じさせます。

2026年8月以降の展開予測

2026年8月に独占期間が終了した後、具体的にどのプラットフォームへ展開されるかは現時点では公式発表されていません。しかし、業界内では主に以下の2つの可能性が有力視されています。

まず、Xbox Series X/Sへの移植が考えられます。「Wo Long: Fallen Dynasty」がXbox Game Passのデイワンタイトルとして成功を収めた実績を鑑みると、Xbox Series X/Sでのリリースは技術的にもビジネス的にも自然な流れと言えます。もし実現すれば、Xboxユーザーにとっては待望のシリーズ初参入となります。

もう一つの有力な候補が、任天堂のSwitch 2です。初代Nintendo Switchと比較して大幅な性能が向上しており、Team Ninjaが手掛ける高精細かつ高速なアクションゲームを十分に動作させることが可能です。携帯モードでのプレイ需要も高く、新たな層の獲得が期待できます。

「仁王3」が描く新たな物語

本作の主人公は、徳川家康の孫であり、将来の将軍候補として育てられた若き「徳川竹千代(のちの徳川家光)」です。彼は幼少期から守護霊を見ることができる特異な力を持ち、その力を用いて時空を超え、日本を滅ぼそうとする妖怪の軍勢に立ち向かいます。

物語では、兄への憎悪に囚われ闇に堕ちた弟「徳川国松(徳川忠長)」との宿命の対決も描かれます。また、斎藤福(春日局)や服部半蔵、本多忠勝といったシリーズおなじみの人物に加え、卑弥呼、源義経、坂本龍馬など時代を超えた伝説の英雄たちも登場し、プレイヤーの前に立ちはだかります。

業界トレンドを反映した柔軟な展開

今回の「仁王3」における6カ月間の時限独占は、現代のゲームビジネスにおいて「独占」という概念が変化しつつあることを象徴しています。従来のような永続的独占ではなく、発売初期のマーケティング効果を最大化するための「期間限定」独占契約が主流になりつつあります。

ソニーにとっては、自社プラットフォームの優位性を保ちつつ初動の販売を確保でき、コーエーテクモゲームスにとってはその後のマルチ展開によって長期的な収益拡大を狙う戦略となります。

2026年2月6日、まずはPS5とPCで発売を迎える「仁王3」。そして半年後、この名作シリーズが新たな舞台へ踏み出すのか──今後の公式発表に大きな注目が集まっています。

情報元:VGC

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