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セガの歴史的な名作「ゴールデンアックス」が米国でアニメ化決定!

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1989年にアーケードゲームで登場し、ベルトスクロールアクションの金字塔「ゴールデンアックス」が、30年の時を越えて映像作品として蘇ります。米国CBSスタジオのプロデュースで、コメディ・セントラルにてアニメーションが製作されることが決定しました。

「ゴールデンアックス」は、1989年にアーケードゲームとして初登場し、その後国内外で8つのシリーズ作がリリースされました。剣と魔法の世界を舞台にしたこのファンタジーアクションゲームでは、戦斧「ゴールデンアックス」を持つ魔人に家族を殺された主人公たちが、復讐の旅に出るというストーリーが描かれており、現在も新作ゲームの開発が進行中です。

アニメーション制作は、CBSスタジオのアニメーション部門であるCBS Eye Animation Productions、ソニー・ピクチャーズ テレビジョンおよびオリジナル・フィルムが共同で行います。

声優陣には、エミー賞受賞俳優のマシュー・リスを始め、ダニー・プディ、リサ・ギルロイ、リアム・マッキンタイア、カール・タートなど豪華キャストが出演予定です。

第1話の共同脚本と製作総指揮はマイク・マクマハンとジョー・チャンドラーが務め、チャンドラーがショーランナーを担当します。セガからは里見治紀代表取締役社長グループCEO、内海州史代表取締役社長執行役員COO、中原徹映画プロデューサー(「ソニック・ザ・ムービー」シリーズ、「ベア・ナックル」)らが製作総指揮を務めます。

アニメーション制作は、「ビッグマウス」などを手掛けるTitmouse社が担当し、クリス・プリノスキー、シャノン・プリノスキー、アントニオ・カノビオ、ベン・カリーナがエグゼクティブ・プロデューサーを務めます。

セガは今後も積極的にIPを活用し、ゲーム以外のメディア展開や商品化を加速させることで、IPとしての価値をさらに高めていく方針です。

過去に「ゴールデンアックス」はPCエンジン版でアニメ化していた?

1990年に発売された、PCエンジン版の「ゴールデンアックス」では、他機種とは異なる、独自のアニメーションシーンが収録されていました。当時、CD-ROMの登場によって大容量のデータが扱えるようになり、プロの声優によるキャラクターのセリフやアニメーションがゲーム中に再生され、その特徴的な絵柄や雰囲気が一部のファンにカルト的な人気をもたらしました。

このアニメーションでは、本編では語られなかった時代背景や主人公たちの過去、それぞれの秘めた想いが描かれています。オープニングでは、アックス・バトラー、ティリス、ギリウスの3人の主人公がデス・アダーと戦う決意とデス・アダーの脅威が力強く表現されています。エンディングでは、王を救い、世界に平和をもたらした3人のその後が感動的に描かれ、観る者の心を揺さぶります。

当時の評価では、アニメーションの制作に力が入りすぎて、肝心のゲーム本編がおろそかになったと揶揄されましたが、今では逆に作品の個性となり、一部のファンを引きつける魅力となりました。

「ゴールデンアックス」のアニメ化発表に、懐かしのPCエンジン版ムービーが脳裏をよぎりました。PCエンジン版「ゴールデンアックス」の移植とアニメーション製作は、日本テレネットが担当し、セガは関与していませんでしたが、今回のアニメ化はセガ本社が製作総指揮を務めるということで、期待が高鳴ります。新たな時代に蘇る「ゴールデンアックス」のアニメ化が、どのような作品になるのか注目です。

情報元:SEGA公式プレスリリース

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