元「WipEout」の開発者たちは新スタジオ「Starlight Games」を設立し、未来的なスポーツゲームの開発を計画しています。この新スタジオはイギリスのリヴァプールを拠点にし、新たな才能の発掘も目指しています。
元Psygnosisで働いていたGary Nichols氏が、イギリスのリヴァプールに新スタジオ「Starlight Games」を設立しました。このスタジオは、革新的なゲームプレイを備えたオリジナルIPの開発に焦点を置き、ゲームエンジンとしてUnreal Engine 5を採用しています。
Starlight Gamesの設立は、業界ベテランの再結集を意味します。Nichols氏は「WipEout」シリーズの共同制作者として知られ、Nick Burcombe氏は同じく「WipEout」の共同制作者であり、Andy Santos氏は「Skate」シリーズの共同制作者であり、元「Horizon: Call of the Mountain」のディレクターを務めました。
スタジオの最初の作品は、2019年にSwitchでリリースされた「House of Golf」の続編である「House of Golf 2」です。このミニゴルフゲームは、家庭内でのマルチプレイに最適です。
さらに、2つの未発表作品が開発中です。1つはBurcombe氏が監督する未来的なスポーツゲームで、詳細は近日中に公開される予定です。現時点では、「Welcome to the future of sports.」というキャプション付きのティーザートレーラーのみ公開されています。
もう1つは「SF戦略ローグライトアクション」とされています。これらの新作ゲームに関する詳細はまだ明らかではありませんが、Starlight Gamesの創造性と革新性から、期待される作品となるでしょう。
Santos氏は、ゲームがリリースされる1年前の2022年2月に、「Horizon: Call of the Mountain」の開発者であるFirespriteを退社しました。Eurogamerによれば、そのスタジオはゲームの開発中に過酷な労働状況に直面し、その後、多くの有名な開発者が辞めてしまいました。
最後にリリースされた「WipEout」シリーズのゲームはPS4向けの「Omega Collection」で、2018年にはPS VRのアップデートも行われました。シリーズの将来については不明ですが、今後のスタジオの動向に注目です。
情報元：eurogamer