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KRAFTON、Tango Gameworksを継承し日本市場へ本格参入

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韓国の大手ゲーム開発会社KRAFTON(代表取締役 キム・チャンハン)は、2024年8月12日、米国Microsoftの子会社ゼニマックス社との協力により、日本の著名なゲーム開発スタジオ「Tango Gameworks」を事業継承することを発表しました。この戦略的な動きにより、KRAFTONは日本市場への本格的な参入を果たすとともに、グローバル市場におけるプレゼンスを一層強化することを示しています。

Tango Gameworksの歴史と代表作

Tango Gameworksは、2010年にバイオハザードの生みの親である三上真司氏によって設立された日本のゲームソフト開発スタジオであり、リズムアクションゲーム『Hi-Fi RUSH』やサバイバルホラーゲーム『PsychoBreak』(海外タイトルは『The Evil Within』)、アクションアドベンチャーゲーム『Ghostwire: Tokyo』など、世界中で高く評価される作品を生み出してきました。特に『Hi-Fi RUSH』は、2023年にリリースされて以来、ゲーム業界で数々の賞を受賞し、その音楽デザインやアニメーションにおいて圧倒的な評価を得ています。

Tango Gameworksの突然の閉鎖発表

2024年5月、Bethesda傘下の複数のスタジオが閉鎖されることが発表され、その中にはTango Gameworksも含まれていました。この決定は、MicrosoftによるZeniMax Media買収後の大規模な組織再編の一環として行われたものです。そして、6月14日には、Tango GameworksとZeniMax Asiaが完全に閉鎖されました。日本のゲーム業界において重要な役割を果たしていたTango Gameworksの閉鎖は、国内のゲーム開発に少なからぬ影響を及ぼし、業界全体がその動向に注目していました。

Tango Gameworksの事業継承

KRAFTONは今回の事業継承により、『Hi-Fi RUSH』のIP(知的財産)を確保し、Tango Gameworksの開発チームを維持・強化すると同時に、新たなプロジェクトに着手する予定です。KRAFTONは、Tango Gameworksのクリエイティブなゲーム開発に対する姿勢と、プレイヤーに新たな楽しさを提供する独創性を高く評価しており、同スタジオを迎え入れることが同社の成長戦略において重要なステップであると強調しました。

また、MicrosoftもTango GameworksがKRAFTONの一員として新たな挑戦を続けられるよう、引き続き支援を行うことを表明しています。この支援により、既存のタイトルである『PsychoBreak』や『Ghostwire: Tokyo』も今後の展開において引き続きサポートされる予定です。

KRAFTONの日本市場への本格参入

今回の事業継承は、KRAFTONが日本市場への初の大規模な投資を行う重要な一歩となりました。KRAFTONは、これまで培ってきたクリエイティブなゲーム体験を尊重する哲学をもとに、日本だけでなく、世界中のゲーム市場においても、その存在感をさらに強めていく意向です。特に、『Hi-Fi RUSH』のIP拡大に向けた取り組みは、KRAFTONがグローバルなゲーム市場でさらなる成功を収めるための重要な要素となるでしょう。

KRAFTONは今後も、革新的で魅力的なゲーム体験を提供するクリエイターを見出し、その才能を世界中のプレイヤーに届けるための努力を続けていくと述べています。今回のTango Gameworksの事業継承は、その取り組みの一環であり、KRAFTONが新たなゲーム開発の地平を切り開く重要な契機となるでしょう。

KRAFTONの日本市場への本格参入により、同社が今後どのような革新的なプロジェクトを展開していくのか、また、Tango Gameworksがどのような新しいゲーム体験を提供するのか、世界中のファンの期待が高まっています。


■KRAFTON, Inc.について
韓国に本社を置くKRAFTON, Inc.は、楽しくユニークな体験を提供する魅力的なゲームを発掘し、パブリッシングすることに取り組んでいます。2007年に設立されたKRAFTONは、「PUBG STUDIOS」、「Striking Distance Studios」、「Unknown Worlds」、「Bluehole Studio」、「RisingWings」、「5minlab」、「Dreamotion」など世界的に有名な開発者が所属しています。各スタジオは、常に新しいことに挑戦し新技術を通じてゲームの楽しさを革新し、より多くのファンの心をつかむためにプラットフォームとサービスを拡大しています。

KRAFTONは、『PUBG: BATTLEGROUNDS』、『PUBG MOBILE』、『The Callisto Protocol』、『NEW STATE MOBILE』、『Moonbreaker』、『Defense Derby』、『TERA』など一流のエンターテインメントコンテンツを運営しています。世界中に情熱的で意欲的なチームを擁するKRAFTONは、世界クラスの能力を有するテクノロジー先進企業で、マルチメディアエンターテインメントとディープラーニングを含むビジネスの視野を拡大することに取り組んでいます。詳細はhttps://krafton.co.jp/をご覧ください。 

情報元:PR TIMES

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