スクウェア・エニックスは「ファイナルファンタジーVII リメイク」最終章で、最新のUnreal Engine 5採用を検討中。開発期間の延長が懸念される一方、ゲームの品質向上が期待されています。
スクウェア・エニックスは、「ファイナルファンタジーVII リメイク」三部作の最終章において、最新のゲームエンジンであるUnreal Engine 5の採用を検討していることを、シリーズディレクターの浜口直樹氏のインタビューで明らかにされました。
エンジン切り替えの意図
スクウェア・エニックスが「ファイナルファンタジーVII リメイク」最終章でUnreal Engine 5の採用を検討していることは、シリーズの未来を大きく左右する決断です。Unreal Engine 5は最新のグラフィック技術や高度なツールセットを備え、ゲームのビジュアル表現やパフォーマンスを飛躍的に向上させる可能性を秘めています。これにより、広大で詳細なゲーム世界や、複雑な物理演算を駆使した没入感のあるプレイ体験が実現できると期待されています。
しかし、新エンジンへの移行は開発期間の延長というリスクを伴い、浜口氏もその点を懸念しています。プレイヤーの期待に応える品質を保ちながら、開発スケジュールを最適化することが、スクウェア・エニックスにとって最大の課題です。
過去の成功と最終作への期待
「ファイナルファンタジーVII リメイク」三部作は、前2作が高い評価を獲得し、特に最新作「ファイナルファンタジーVII リバース」が2024年のMetacriticで最高評価を記録するなど、シリーズ全体が大きな注目を集めています。ファンの期待も非常に高く、スクウェア・エニックスはこの期待に応えるべく、最終章の制作に全力を注いでいます。
ファイナルファンタジーVII リメイクシリーズの開発スケジュール
- 第1作:2020年4月発売
- 第2作(リバース):2024年発売
- 第3作(最終章):2027年までの発売を目指す
ファンの反応とスクウェア・エニックスの対応
一部のファンは最終章のリリース遅延を懸念していますが、多くのファンはゲームの品質を最優先すべきと考えています。スクウェア・エニックスはシリーズ最高傑作を目指し、開発に時間を費やすことを約束しており、ファンの期待に応えるべく慎重かつ着実に開発を進めています。
Unreal Engine 5の採用については、今後数ヶ月以内に決定される見込みです。ゲーム業界全体が、この最終章の行方に注目しています。
情報元:Tech4Gamers