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CES 2025で新作「バーチャファイター」のコンセプト映像を公開

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セガが開発中の新「バーチャファイター」プロジェクトのコンセプト映像がCES 2025で公開され、その美麗なビジュアルとアニメーションが注目を集めています。本作では、主人公アキラが荒廃したアジア風のスラム街を舞台に激しい戦いを繰り広げる様子が描かれており、ファンの期待を高めています。

新作バーチャファイターの方向性を示すビジュアル

セガの龍が如くスタジオが開発を進める「新バーチャファイタープロジェクト」のコンセプト映像が、CES 2025のNVIDIAキーノートで公開されました。この映像は、プロジェクトが目指すビジュアルとアニメーションの方向性を示すために制作されたものです。

NVIDIAのCEOであるジェンスン・フアン氏は、基調講演において同社の歴史を簡潔に紹介しました。その中で、1993年にNVIDIAが初めて開発したNV1チップがセガの「バーチャファイター リミックス」に採用されたことに言及しました。さらに、1999年にGPUを発明したことを強調し、これがコンピューターグラフィックスの発展に大きな影響を与えたと説明しました。フアン氏は、GPUの性能向上が「新バーチャファイタープロジェクト」の実現に寄与し、その映像品質が映画に匹敵するクオリティを達成したと述べました。

“New VIRTUA FIGHTER Project” pre-development concept video

アジア風スラム街を舞台とした迫力の格闘シーン

公開された映像では、主人公アキラの異なるバージョンが、精緻に描かれたアジア風の街並みで対戦する様子が確認できます。荒廃した都市部やスラム街を思わせるステージを背景に繰り広げられる戦闘シーンは、短い映像ながら、セガが誇る格闘ゲームシリーズの新たな方向性を示唆しています。ビジュアルとアニメーションの両面で高いクオリティを示しており、ファンの期待を大いに高める内容となっています。

ただし、注意すべき重要な点として、この映像は実際のゲームプレイを示すものではなく、開発初期段階のコンセプトビデオであることが明記されています。つまり、この映像で描かれている要素が全て最終的なゲームに反映されるわけではありません。

プロデューサー:山田理一郎氏のコメント

龍が如くスタジオの新バーチャファイタープロジェクトプロデューサー兼ゲームデザイナーである山田理一郎氏は、アキラのモデルについてコメントを発表しました。SNSの投稿によると、「企画を立ててから約1か月で作ったコンセプトデモです。もちろんアキラのデザインもプロトタイプになります。」とのことです。このビデオはあくまで開発の初期段階におけるビジョンであり、今後の開発の方向性を示すものとして捉えるべきでしょう。山田氏は続けて「プレイヤーの皆様に新しい体験をしていただけるよう、頑張っていきます!新バーチャファイターの今後にご期待ください!」とコメントしており、開発に対する熱意を伝えています。

プロジェクトの現状と今後の展望

新たなバーチャファイタープロジェクトは、2024年12月に開催されたThe Game Awards 2024で初めて発表されました。現時点では、このプロジェクトに関する詳細情報は限られており、正式名称もまだ決定していません。そのため、プロジェクトの全容が明らかになるまでには、もう少し時間が必要でしょう。

新作バーチャファイターの発売時期は未定ですが、今回公開されたコンセプトビデオは、格闘ゲームジャンルの今後の進化の方向性を示す重要な指標となっています。バーチャファイターシリーズが、最新技術と革新的なアイデアをどのように取り入れて進化していくのか、多くのファンが今後の情報公開を心待ちにしていることでしょう。

情報元:wccftech

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