2024年6月の「Nintendo Direct」で発表されたアクションアドベンチャーゲーム「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」は、プレイヤーはゼルダ姫を操作して広大なハイラルを冒険することになります。しかし、北米のレーティング機関「ESRB」の審査内容から、リンクも操作可能であることが判明。海外ファンの間で話題となっています。
北米のビデオゲームレーティング機関「ESRB」が公開した情報によると、新作ゲーム「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」において、リンクが再び操作できることが確認されました。この情報は海外の多くのゲーマーの間で話題となっています。ESRBの審査内容には、「The Legend of Zelda: Echoes of Wisdom(日本名:ゼルダの伝説 知恵のかりもの)」の紹介テキストに「As Link, players use a sword and arrows to defeat enemies(プレイヤーはリンクとして剣と矢を使って敵を倒します)」と記載されており、リンクが何らかの形で登場し、操作可能であることを示唆しています。
ゲームの概要と革新的なゲームプレイ
「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」の舞台は広大なハイラル王国。そこに謎の裂け目が次々と出現し、人や物を飲み込む「神隠し」現象が発生してしまいます。物語の冒頭で勇者リンクもこの裂け目に飲み込まれ行方不明となり、残されたゼルダ姫はリンクと人々を救うためにハイラルを巡る冒険に出発します。
ゼルダ姫は妖精「トリィ」との出会いをきっかけに「トリィロッド」という魔法の杖を手に入れます。この杖は「カリモノ」の力を授け、テーブルや木箱、ベッドなど、ハイラルの様々なものを借りることができます。さらに、一度借りたものはどこでも作り出すことができ、例えばベッドを作り出して崖を飛び越えるなど、プレイヤーの創造力次第で攻略方法が多岐に渡ります。
ハイラルに巣食う魔物たちも「カリモノ」としてゼルダ姫の戦いを支援します。状況に応じて適切な魔物を選び、知恵を活かした戦略的バトルが展開されます。また、魔物たちは戦闘以外でも、空を飛んだり草木を燃やしたりと、ゼルダ姫の冒険を様々な形でサポートしてくれます。
ゲームのアートスタイルはクラシックな見下ろし型視点を採用しており、シリーズの伝統を引き継ぎつつも新しい要素を取り入れた作品として期待されています。
ゼルダの伝説 知恵のかりもの [Nintendo Direct 2024.6.18]
真相は発売日に明らかに
シリーズプロデューサーの青沼英二氏は、「ゼルダ姫が主人公の役割を果たす」と述べており、これは従来のシリーズの当たり前を見直した大きな変革です。しかし、リンクの存在も確認されており、ゼルダ姫とリンクによる多様なプレイスタイルが期待されます。
リンクはゲーム冒頭のガノンとの戦いで登場し、勝利するものの、謎の裂け目に飲み込まれて行方不明となります。彼はその後、どのような形で物語に関わり、プレイヤーが操作できるのかは現時点では明らかになっていません。しかし、少なくともリンクが神隠しの犠牲となり、完全に消滅することはないようです。真相は、2024年9月26日に発売予定のゲーム本編にて明らかになるでしょう。
情報元:TheGamer