Microsoft Gaming CEOであるPhil Spencer氏は、最新の携帯型ゲーム機であるAsus ROG Ally、Lenovo Legion Go、およびSteam Deckを試して感銘を受けたが、それらをよりXboxらしくする方法について考え続けている。
Spencer氏はPolygonのインタビューで、Legion Goを実際に使ってみて、「Xboxらしさ」が欠けていると感じた点をいくつか挙げました。具体的には、すべてのゲームがプレイできるわけではないこと、すべてのゲームのセーブデータが表示されないことなどが問題として指摘されています。
さらに、Spencer氏はXboxのハードウェアチームが携帯型Xboxの開発を検討していることを明らかにしました。
新たなプレイヤーを獲得するためには、どのようなデバイスを開発すべきか？ Spencer氏は、この問いに答えつつ、Xboxを携帯型デバイスで利用可能にするためには、ハードウェアとソフトウェアの両面からのアプローチが必要だと考えていることを示唆しました。
過去7年間、Xbox開発チームは、ソフトウェアの改善、ゲームの新しいプラットフォームへの移植、Game Passサブスクリプションサービスの構築、スマートフォンでのゲームプレイを可能にするクラウドストリーミングなど、さまざまな取り組みを行ってきました。
Spencer氏は、これらの取り組みを通じて培った経験と知識を活かし、携帯型Xboxであっても、従来のXboxと同等のゲーム体験を提供できると考えているようです。
XboxのPresidentであるSarah Bond氏は、以前「Official Xbox Podcast」で、Microsoftがホリデーシーズンに共有する予定の「興奮するようなハードウェア」についてほのめかしました。
これは、携帯型Xboxのことではないでしょうか？ 詳細は、2024年6月に開催予定のXbox Showcaseイベントで明らかになるかもしれません。
情報元：Polygon