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「Intergalactic」全貌は2027年公開へ ─ ラスアス2つの新企画も本格始動

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ノーティードッグが開発計画を発表しました。完全新作となる注目作「Intergalactic」の全貌公開が2027年に決定したほか、大人気作「The Last of Us」の正史を広げる2つの新企画も初期開発中と判明。名門スタジオが描く注目のロードマップと、ファン待望の各タイトルの行方はどうなるのでしょうか?

ソニー・インタラクティブエンタテインメント傘下のノーティードッグ(Naughty Dog)は、恒例のコミュニティイベント「The Last of Us Day」にあわせ、同スタジオを統括するニール・ドラックマン氏のメッセージを公式ブログで公開しました。

その中でドラックマン氏は、完全新規IPとなるSFアクションアドベンチャー「Intergalactic: The Heretic Prophet」の全貌を2027年に公開すると告知。さらに、代表作「The Last of Us(ラスト・オブ・アス)」シリーズの正史を広げる新たな2つのプロジェクトが、初期開発段階に入ったことを明らかにしました。なお、今回の発表は全貌公開の時期を予告するものであり、作品の発売時期については言及されていません。

「Intergalactic」2027年に全貌公開へ

ノーティードッグが総力を挙げて取り組む「Intergalactic: The Heretic Prophet」について、ドラックマン氏は「スタジオ史上最も野心的な作品になりつつある」と言及しました。ただし、本格的な情報公開にはまだ時間が必要であるとしています。

本作は、2024年12月の「The Game Awards 2024」でティザー映像が初公開されたタイトルです。舞台は、銀河の通信網から600年以上にわたり途絶している孤立惑星「センピリア」。プレイヤーは俳優のタティ・ガブリエル氏が演じる賞金稼ぎジョーダン・A・ムンとして、危険に満ちた未知の世界に身を投じることになります。

ドラックマン氏によれば、チームは現在も集中して開発を続けており、納得のいく完成度へ到達させるには「もう少し時間をかけて煮詰める必要がある」とのことです。そのため、2026年内は新たな情報公開を控える方針が示されました。なお、今回の発表にあわせて、主人公ジョーダンが赤い異星物質に覆われた謎の森林地帯を見上げる最新のコンセプトアートが公開されており、不穏で荘厳な世界観の一端を覗かせています。

ゲームプレイ映像を含む全貌のお披露目は2027年を予定しています。主要キャストの演技や動きを記録するパフォーマンスキャプチャーの収録はすでに完了したと伝えられているものの、グラフィックの最適化やシステム調整、演出のブラッシュアップといった工程はこれから本格化するため、発売までの道のりは慎重に見極める必要があります。

「The Last of Us」正史を継ぐ新企画2作が始動

新規タイトルの開発と並行して、スタジオの看板である「The Last of Us」ユニバースにも大きな動きがありました。第1作「Part I」、第2作「Part II」に続く正史の物語として、2つの新プロジェクトが初期開発段階にあることが公式に発表されました。公式な作品名は伏せられているものの、そのうちの1本は事実上のナンバリング最新作「The Last of Us Part III」を指しているとみられます。

ドラックマン氏は過去のドキュメンタリー映像「Grounded II」の中で「もう1章分の物語のコンセプトがある」と明かしていましたが、今回の発表により、長らく待望されていた続編の企画が正式に動き出した形です。

あわせてドラックマン氏は「語るべき有意義なテーマがない限り、この世界に戻ることはない。しかし、今回見出した物語には語るだけの価値があると信じている」と語り、シリーズの核である物語体験を最優先に据える姿勢を改めて打ち出しています。

また、米HBO制作による実写ドラマ版シーズン3(2027年配信予定)の動向も報じられました。俳優ジョン・グッドマン氏の起用に加え、ゲーム版「Part II」でアビー役を演じたローラ・ベイリー氏、レヴ役のイアン・アレクサンダー氏が、ドラマでは別のキャラクターとして出演することが決定しています。

メディア分析から読み解く今後のロードマップ

今回の発表を受け、各国のゲームメディアからは多角的な分析が寄せられています。

注目を集めている争点のひとつが、ドラックマン氏が企画を「ゲーム」と明言せず、「プロジェクト」という包括的な表現にとどめた点です。1本が待望のナンバリング本編である可能性が高い一方で、海外メディアのTweakTownなどは、もう1本の企画について映像やコミックといったメディアミックスである可能性を提起しています。対してGameSpotなどは、詳細が判明するまでには当面時間を要すると慎重な見方を示しました。ただし、ノーティードッグが純然たるゲーム開発スタジオである以上、最終的にはゲーム作品として提供されるのが自然だとする意見も根強く存在します。

開発スケジュールについても現実的な予測がなされています。現在スタジオのリソースは2027年に本格公開を迎える「Intergalactic」に集中しているとみられます。同社は2020年の「Part II」発売以降、リマスター等を除いて完全な新作タイトルをリリースしておらず、過去にマルチプレイ専用タイトル「The Last of Us Online」の開発中止を経験した経緯からも、得意とするシングルプレイ重視の制作体制へ慎重に舵を切り直しています。

「The Last of Us」の新プロジェクトは企画の初期フェーズにあることから、実際にプレイヤーの手元へ届くまでには相当の時間を要すると考えるのが自然です。

総括 : 新IPと看板シリーズが切り拓く未来

今回の発表から浮かび上がるのは、ノーティードッグが「完全新規IPの開拓」と「実績ある看板タイトルの拡張」という2軸の長期戦略を歩み始めている姿です。

かつて「アンチャーテッド」の成功を経て「The Last of Us」という新たな柱を打ち立てたように、同スタジオは現在、完全新作「Intergalactic」で未知の領域へ挑んでいます。その一方で、既存のファンが愛する「The Last of Us」の世界においても、語るべき物語を厳選したうえで着実に歩みを進めています。

開発の大規模化が進む現代において、目先の話題性を追わず2027年を見据えて開発期間を確保するアプローチは、作品の完成度を徹底して追求する職人気質の表れといえます。次世代のゲーム体験を切り拓くスタジオの動向から、今後も目が離せません。

情報元:Naughty Dog 公式ブログ・Eurogamer

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