
かつて人気を博した縦スクロールシューティング「まもるクンは呪われてしまった!」が、「まものろKAI!』として2025年9月25日に日本国内で発売。ワイドスクリーン化、新たな操作モード、全DLC収録など、現行機に対応したリマスターで、往年のファンも新規プレイヤーも楽しめる決定版!
伝説STGが「まものろKAI!」で登場
2008年にアーケードで稼働を開始した「まもるクンは呪われてしまった!」は、独創的な「呪い弾」システムと、日本の神話をモチーフとした世界観で、多くのシューティングゲーム(STG)ファンから人気を獲得しました。その後、2009年にXbox 360移植され、2011年には、サイバーフロントによってワイド画面(16:9)仕様へとリメイクされたPlayStation 3用ソフト「まもるクンは呪われてしまった!〜冥界活劇ワイド版〜」が発売されました。
この度発表された「まものろKAI!」は、この名作STGの現行プラットフォーム向けリマスター版です。開発は、高品質な移植で知られる株式会社TAKE x OFFが担当し、株式会社シティコネクションがパブリッシングを行います。TAKE x OFFは、近年の「アンダーディフィート」移植などで高い評価を得ており、本作にもその手腕が期待されます。
冥界へ誘われる少年少女たちの物語
物語は、主人公「まもるクン」が車に轢かれそうになった瞬間、異世界「冥界」へと召喚されるところから始まります。冥界で出会った巫女「地獄谷ふるる」から、冥界が「暗黒世界への門」が開くという未曾有の危機に直面していると知らされたまもるクン。彼は、元の世界へ戻るため、そして冥界を救うため、ふるるや道中で巡り合う仲間たちと共に、「暗黒世界への門」を封じるべく戦うことを決意します。日本の神話をモチーフにした世界観のもと、親しみやすいキャラクターたちが織りなす、冥界での冒険物語が展開されます。
「呪い弾」と現代的操作性で戦略深化
本作最大の特徴は「呪い弾」システムです。自機のショットとは別に、使い魔の力で放つ特殊な弾で、敵を「呪い状態」にして継続ダメージやスコアアイテム増加を狙えます。ボタン操作で「弱呪い弾」と「強呪い弾」を使い分け、特に「強呪い弾」発射時の衝撃波は敵弾を消し、短時間無敵になる効果があります。
さらに、呪い弾で生成される「呪いエリア」に触れると、プレイヤー自身も「呪い状態」となり、パワーアップしますが、呪い弾が使えなくなり、解除後はパワーダウンするリスクも伴います。このリスクとリターンのバランスが戦略性を深めます。
「まものろKAI!」では、ワイドスクリーンに対応し、新たにツインスティック操作も追加。プレイヤーは好みのスタイルでプレイ可能です。
全ゲームモードと新要素を網羅
本作には、2008年のオリジナルの「アーケードモード」、2009年の家庭用版の「ストーリーモード」(ワイドスクリーン対応)、2011年の家庭用版で追加された「冥界活劇モード」など、過去作の全ゲームモードを収録。「全員集合、ヨーカイディスコー!呪いのシューティングパーティが始まる!」のキャッチコピー通り、過去の追加キャラクターやコスチューム、ミッションも全て網羅しています。
新要素として、イラストや設定資料を閲覧できる「ギャラリーモード」、全国のプレイヤーとスコアを競う「オンラインランキング」も搭載され、やり込み要素が強化されています。
安井洋介氏の新主題歌など音も進化
オリジナル版BGMはヒット曲「YO-KAI Disco」を筆頭に高く評価されています。「まものろKAI!」では、オリジナル版とアレンジ版の全BGMを収録。BGMカスタム機能やサウンドテストも実装されます。
特筆すべきは、オリジナル版コンポーザー安井洋介氏による新主題歌の追加です。新たな「まものろKAI!」サウンドにも期待が高まります。
製品情報:通常版と豪華特装版
「まものろKAI!」の日本国内発売日は2025年9月25日。対応プラットフォームはPlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、PC(Steam)です。
価格は、デジタル版が3,960円(税込、Xbox版のみ3,950円(税込))。PS5版とSwitch版にはパッケージ版も用意され、通常版は4,950円(税込)です。
PS5版とSwitch版には、豪華特典満載の特装版(9,990円税込)も同時発売。内容は以下の通りです。
- ゲームソフト『まものろKAI!』
- 描き下ろしイラスト特製BOX
- サウンドトラックCD
- アクリルスタンド
- ゲストアーティスト2名による描き下ろしイラストカード
- 復刻版アートブック
詳しくは公式サイト(https://city-connection.co.jp/mamonoro/)、もしくは下記のリンクをご確認ください。



情報元:GEMATSU