ソニーの携帯型デバイス「PlayStation Portal」は、発売当初から同社の予想を大きく上回る人気を博しており、供給が追いつかず、関連市場に影響を与えています。
ソニーの製造管理副社長、Hiromi Wakai氏によると、PlayStation Portalの需要は予想を大きく上回り、ソニーは積極的に生産を拡大しています。発売以来、在庫不足が続いており、Wakai氏は「市場にできるだけ早く、より多くのユニットを供給し続ける」と説明しています。
当初、PlayStation Portalは特定のプレイスタイルを持つユーザー向けの製品として開発されたため、発売時の反応は予想通りでした。しかし、Wakai氏は、発売後に急増した需要について、「早期の購入者がデバイスについて積極的に口コミを広めている可能性がある」と指摘しています。
公式な販売数はまだ発表されていませんが、米国のゲーム販売トラッキング部門Circanaによると、PlayStation Portalは先月の消費者支出ベースでアクセサリー部門5位にランクインしています。しかし、小売業者のウェブサイトでは十分な在庫がないため、これが現在の在庫不足の主因となっています。Wakai氏によれば、ソニーはこの問題を認識しており、近く解決する方針です。
情報元：Push Square