Xbox Game Studiosは、元Rocksteadyの共同創設者が設立した新興スタジオHundred Starと提携し、AAA級のシングルプレイヤーアクションアドベンチャーゲームを開発中です。
Hundred Starは、2023年にRocksteadyの共同創設者Sefton Hill氏とJamie Walker氏によってロンドンで設立されました。現在、約100名の従業員を擁し、そのうち20名以上は「Batman: Arkham」シリーズや「Suicide Squad: Kill the Justice League」などの開発に携わった経験を持つ元Rocksteadyの開発者です。
このスタジオは革新と多様性を重視する企業文化を掲げており、公式ウェブサイトでも新たな人材を募集しています。Hundred StarはGreat Place to Workで次のように説明されています。「限界を超えることを目指し、活気あるゲームコミュニティを育むことに専念しています。あらゆるレベルでのリーダーシップ、責任、チームサポート、脆弱性、そしてつながりを奨励しています」。
初プロジェクトへの期待
Hundred Starの最初のプロジェクトは、Unreal Engine 5を使用して開発されるAAA級のシングルプレイヤーアクションアドベンチャーゲームです。このゲームは、XboxコンソールおよびPC向けにリリースされる予定ですが、独占方針に関してはまだ不確定な部分があります。
このパートナーシップはすでに締結されており、Xbox Game Studiosがスタジオの初プロジェクトに資金提供を行っています。ゲーム業界の専門家からは高い期待が寄せられており、Hundred Starの豊富な経験と革新的なアプローチに注目が集まっています。
Rocksteadyからの転身
Sefton Hill氏とJamie Walker氏は、「Surprise Squad: Kill the Justice League」のリリースが近づく数ヶ月前にRocksteadyを退社し、新たな冒険に乗り出しました。Warner Bros.の社長David Haddad氏は、コミュニティに宛てた手紙で次のように述べています。「Suicide Squad: Kill the Justice Leagueがほぼ完成した段階で、両氏は2022年末にRocksteadyを離れ、新たなゲームの冒険を始めることにしました。私たちはJamieとSeftonに最大の敬意と感謝を表し、彼らの新しい挑戦に幸運を祈ります。多くのファンと同様に、彼らの次の作品を楽しみにしています」。
今後の展望
Hundred Starの今後の展開と、初のAAAゲームプロジェクトの進捗に注目が集まる中、ゲーム業界における革新と多様性の推進というスタジオのビジョンが、どのように具体化されていくかが期待されています。
情報元：exputer