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セガが「Ecco the Dolphin」の商標出願を申請、復活への期待が高まる

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セガが「エコー・ザ・ドルフィン」シリーズの商標出願を新たに申請。1992年の海外発売以来、革新的な海洋アドベンチャーとして多くのファンを魅了してきたシリーズの復活に期待が高まっています。

ゲーム情報サイトGematsuによると、かつて人気を博したイルカの海洋アドベンチャーゲーム「エコー・ザ・ドルフィン」の商標を日本で出願したことが明らかになりました。この動きは、長らく途絶えていた同シリーズの復活の可能性を示唆しており、ファンからは期待の声が上がっています。

Ecco the Dolphin:https://chizai-watch.com/t/2024140720
Ecco:https://chizai-watch.com/t/2024140721

「エコー・ザ・ドルフィン」は1992年に海外でSega Genesis/Mega Drive向けに発売され、翌1993年には日本でメガドライブ向けにリリースされました。Novotrade International社(後にAppaloosa Interactiveに改名)が開発した本作は、リアルなイルカを主人公とし、自然豊かな海中を自由に泳ぎ探索するという独自のゲーム性が当時としては斬新で、多くの注目を集めました。また、1990年代初頭、日本では水族館の人気が高まり、イルカショーなどが話題になる中で、イルカはその愛らしい姿やパフォーマンスで多くの人々の癒しとなっていました。このような背景もあり、本作は多くのゲーマーの記憶に残る作品となりました。

シリーズの展開と歴史

初代「エコー・ザ・ドルフィン」のリリース後、シリーズは人気を博し、その後以下のように展開していきました。

  • 1993年:「エコー・ザ・ドルフィン」(ゲームギア)
  • 1994年:「エコー・ザ・ドルフィン2」(メガドライブ)
  • 1995年:「エコー・ザ・ドルフィン2」(ゲームギア)
  • 1995年:「エコー・ザ・ドルフィン」(Sega CD)(日本未発売)
  • 1996年:「エコー・ザ・ドルフィン」(PC)
  • 2000年:「エコー・ザ・ドルフィン ディフェンダー・オブ・ザ・フューチャー」(ドリームキャスト)

これらの展開を経て、2000年のドリームキャスト版以降、新作は長らく途絶えていました。しかし、セガは近年、旧作のIP復活やメガドライブミニの発売など、過去の名作のリバイバルに力を入れています。今回の商標登録出願も、この動きと関連している可能性が高いと言えます。

今後の可能性

「エコー・ザ・ドルフィン」は、イルカを主人公にした斬新なゲーム性や美しい海の世界観など、セガならではの個性を備えた作品と言えるでしょう。今回の商標出願が、単なる商標維持更新にとどまるのか、それとも待望の完全新作、リマスター、リメイクといった具体的な展開につながるのかは、現時点では不明です。今後の情報に注目しましょう。

情報元:Gematsu

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