「Resident Evil 5」がXbox Series X|S向けに新たなESRBレーティングを取得。リメイクや新展開の可能性が浮上し、先月の「Resident Evil 6」に続く動きに、北米市場向けの展開が示唆されています。このレーティング取得が何を意味するのか、リメイクや新展開の可能性、北米市場への影響など、様々な観点から考察し、真相に迫ります。
「Resident Evil 5」が再び注目される理由
カプコンの人気ホラーゲーム「Resident Evil 5」（バイオハザード 5）が、Xbox Series X|S版向けに新たなESRBレーティングを取得したことが明らかになりました。この動きは、先月の「Resident Evil 6」（バイオハザード 6）の同様のレーティング取得に続くものであり、業界関係者やファンの間で大きな話題となっています。
「Resident Evil 5」と「Resident Evil 6」は既にリマスター版が提供されているため、今回のレーティング取得が何を意味するのか、多くの憶測が飛び交っています。特に、PlayStation 5やPC版では同様の動きが確認されていないため、この展開がXbox Series X|Sに限定されたものなのか、それともさらなる計画があるのか注目されています。
ESRB再取得が示唆するもの
今回、CAPCOM USAによって「Resident Evil 5」のESRB（Entertainment Software Rating Board）再取得が確認されました。ESRBは主にアメリカとカナダ市場を対象としたレーティング機関であり、日本国内では同様の役割をCERO（コンピュータエンターテインメントレーティング機構）が担っています2。現時点で「バイオハザード5」のCEROでの再審査情報は確認されておらず、この動きは北米市場向けの展開を示唆している可能性があります。ただし、カプコンからの公式発表がないため、日本国内での展開やリメイク計画については引き続き注視する必要があります。
リメイクの可能性とファンの期待
2023年にリリースされた「Resident Evil 4」のリメイクが高い評価を受けたことから、「Resident Evil 5」のリメイクが計画されている可能性も考えられます。過去には、「Resident Evil 4」のリメイクも正式発表前にレーティング情報が先行公開されていたため、今回も同様のケースである可能性があります。
一方で、シリーズファンの間では、「CODE：Veronica」や「Resident Evil Zero」といった、より古いタイトルのリメイクを望む声も根強く存在します。これらの作品が現代の技術で再構築されれば、グラフィックやゲーム性が大幅に向上し、新たなファン層の獲得につながる可能性があります。
シリーズ内での「Resident Evil 5」の位置づけ
「Resident Evil 5」はシリーズ内でも評価が分かれる作品です。アクション性を重視したゲームデザインは、「Resident Evil 6」ほどではないものの、従来作のホラー要素を好むファンから賛否両論を巻き起こしました。一方で、協力プレイ機能や豊富なアクション要素を楽しむプレイヤーからは高い評価を受けています。
シリーズはその後、「Resident Evil 7」でホラー中心への原点回帰を果たしました。そのため、「Resident Evil 5」のリメイクが実現する場合、オリジナル版で指摘された課題（ホラーとアクション要素のバランスなど）を改善した作品になる可能性があります。
カプコンの次なる一手とは？
先日行われたカプコンのプレゼンテーションでは、「モンスターハンター ワイルズ」や「鬼武者 Way of the Sword」といった新情報が発表されましたが、「Resident Evil」シリーズに関する具体的な発表はありませんでした。しかし、「Resident Evil 5」と「Resident Evil 6」のESRBレーティング取得が2か月連続で行われた点から、単なるウェブサイトエラーではなく、新たな展開を示唆している可能性があります。
新たなESRBレーティング取得が示すものは、いまだ明らかではありません。しかし、カプコンがシリーズの次なる展開を見据えた計画を進めている可能性は十分にあります。「Resident Evil 5」や「CODE：Veronica」、「Resident Evil Zero」のリメイクが現代の技術で再構築されることで、新たなファン層を引き込むチャンスとなるでしょう。
今後の公式発表に注目が集まる中、多くのファンが「Resident Evil」シリーズの未来に期待を寄せています。
情報元：ComicBook
