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「ホライゾン」に酷似? 新作「LIGHT OF MOTIRAM」が巻き起こす模倣論争

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人類滅亡後の世界を舞台にした新作ゲーム「Light of Motiram」が話題に。人気作「ホライゾン」との類似性が指摘される中、協力プレイや建築システムなどの独自の要素にも注目。模倣か、それとも新たな挑戦か?

「Light of Motiram」に巻き起こる模倣論争

中国の大手企業テンセント傘下のポラリスクエストが開発を進める新作ゲーム「Light of Motiram(ライト・オブ・モティラム)」が、発表直後から注目を集めています。本作は、文明崩壊後のオープンワールドを舞台にしたアドベンチャーゲームですが、人気シリーズ「ホライゾン」との類似性が指摘され、模倣論争が激化しています。

「Light of Motiram」では、人類文明が崩壊した未来を舞台に、プレイヤーが機械生物「メカニマル」と共存しながらサバイバル生活を送る内容が特徴です。協力型マルチプレイや物理演算を活用した建築システム、100種類以上のメカニマルのカスタマイズ機能など、多彩な要素が取り入れられています。しかし、これらが「ホライゾン」シリーズや他のゲームからの影響を受けすぎているという批判が相次いでいます。

Light of Motiram Teaser Trailer

模倣疑惑の背景

「Light of Motiram」の設定やデザインは、「Horizon Zero Dawn」や「Horizon Forbidden West」との共通点が指摘されています。両作とも文明崩壊後の地球を舞台に機械生物と人間の関係を描いており、RedditやSNSでは「『ホライゾン』の色と形状を変えただけでは?」といったコメントが相次いでいます。

Horizon Zero Dawn
Light of Motiram

「Light of Motiram」と「ホライゾン」シリーズには、以下のような顕著な類似点が見られます:

・世界観
両作品とも、機械生物が支配する荒廃した未来の地球を舞台としています。

・機械生物のデザイン
「Light of Motiram」の「メカニマル」は、「ホライゾン」シリーズの機械生物と酷似しています。例えば、牛に似た機械生物は「ホライゾン」のブロードヘッドに類似しています。

・ビジュアルスタイル
全体的な美術スタイル、色彩、環境デザインが「ホライゾン」シリーズと非常に似ています。

・キャラクターデザイン
主人公とされるキャラクターは、「ホライゾン」のアーロイと同様に赤髪で、弓矢を武器として使用しています。

・衣装デザイン
登場するキャラクターの衣装は、原始的な要素と未来的な金属を組み合わせたデザインで、「ホライゾン」シリーズのトライブの衣装に酷似しています。

・ゲームプレイ要素
機械生物との戦闘、弓矢の使用、オープンワールドの探索など、基本的なゲームプレイ要素が類似しています。

・プロモーション画像
「Light of Motiram」のプロモーション画像は、「Horizon Forbidden West」のものとほぼ同一だと指摘されています。

これらの類似点から、多くの人々が「Light of Motiram」を「ホライゾン」シリーズの露骨な模倣だと批判しています。一部ユーザーは、ソニーの子会社で「ホライゾン」シリーズを開発するゲリラゲームズが法的措置を検討すべきと主張しています。

「Light of Motiram」の独自性

模倣論争の一方で、「Light of Motiram」は「ホライゾン」シリーズとは異なる独自の魅力を備えています。

・協力型マルチプレイ
最大10人でのシームレスな協力プレイは、仲間と資源を共有し、戦略的にサバイバルを進める新たな体験を提供します。

・メカニマルの育成・カスタマイズ
100種類以上のメカニマルを捕獲し、育成・カスタマイズが可能です。「ホライゾン」のように機械生物との戦闘が中心ではなく、共生や育成に重点を置いています。

・建築システム
物理演算を活用した自由度の高い建築システムも本作の目玉です。プレイヤーは独自の拠点や要塞を構築でき、戦略的な遊び方が広がります。

開発者と業界の反応

テンセント側は模倣疑惑について公式声明を出していませんが、開発チームはインタビューで「『ホライゾン』シリーズからの影響を否定しないが、協力プレイや建築システムなど独自の要素を多く取り入れている」と述べています。

一方、ソニーとゲリラゲームズは現時点で沈黙を保っています。業界専門家は、「類似点は認められるが、根本的なゲームプレイの違いにより法的措置に発展する可能性は低い」と見解を示しています。

発売日が未定の「Light of Motiram」は、すでにSteamEpic Games Storeでウィッシュリストへの登録が可能です。この議論がゲームの知名度向上に繋がる可能性もあり、正式リリース後のプレイヤーの反応が注目されています。

協力プレイやクラフト要素などの「Light of Motiram」ならではの独自性を中心に据えた設計が、模倣論争を超えた新たな価値を生み出すのか、今後の動向に注目です。

情報元:VGC

11月30日追加記事 :
「Light of Motiram」がPS5、iOS、Androidに追加対応。ゲームプレイ映像を公開

テンセントのポラリスクエストとAurora Studioが共同開発するオープンワールドサバイバルゲーム「Light of Motiram」が、2025年に無料プレイでリリースされることが決定しました。

当初はPC(Steam、Epic Games Store)版のみの発表でしたが、新たにPlayStation 5、iOS、Android版のリリースも決定しました。より多くのプレイヤーが、マルチプレイに参加することが見込まれます。

「荒野起源」中国公式サイトにて公開されたゲームプレイ映像では、広大なオープンワールドを舞台に、資源を集め、アイテムをクラフトし、生き抜くためのサバイバル要素が詳細に描かれています。

「ホライゾン」と見た目が類似している点もありますが、この映像を見るとその違いが際立って見えます。

「荒野起源」中国公式サイト:
https://hyqy.qq.com/index.html#index

6分間のトレーラー映像:
https://hyqy.qq.com/detail.html?id=acabe094-01ed-4f6e-b4f2-de4dab32e1f9

16分間のゲームプレイ映像:
https://hyqy.qq.com/detail.html?id=adbe3f02-09de-4176-9580-0a9dca06b69a

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